January 13, 2014 / 10:48 PM / 5 years ago

サントリーHDの米ビーム社買収、著名投資家アックマン氏に恩恵

1月13日、サントリーホールディングスによる米ビーム社(イリノイ州)買収合意を受け、著名投資家ウィリアム・アックマン氏(写真)のフォーチュン・ブランズへの3年半にわたる投資は実を結びそうだ。昨年5月撮影(2014年 ロイター/Brian Snyder)

[ボストン 13日 ロイター] -サントリーホールディングスSUNTH.ULによる米ビーム社(イリノイ州)BEAM.N買収合意を受け、著名投資家ウィリアム・アックマン氏のフォーチュン・ブランズへの3年半にわたる投資は実を結びそうだ。

バーボンウイスキーの「ジムビーム」などを抱えるビーム社は2011年にフォーチュン・ブランズからスピンオフした蒸留酒部門。アックマン氏は昨年、米百貨店JCペニー(JCP.N)や米健康食品販売ハーバライフ(HLF.N)をめぐり多額の損失を抱えたが、サントリーによる買収が完了すれば、今年上半期にもアックマン氏側に多額のキャッシュが舞い込むことになる。

ビーム社がスピンオフされる前の2010年におけるフォーチュン・ブランズの時価総額は約70億ドルにすぎず、今回合意したビーム社のみの買収総額160億ドルの半分にも満たない額だった。

アックマン氏が率いるファンドに投資する関係筋は「(アックマン氏が)必要としていたのはJCペニーをめぐる記憶を消去してくれる成功体験だ」と指摘する。

サントリーによるビーム社買収合意の報道を受けて、ビーム社の株価は13日、24%上昇。

アックマン氏のファンド、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントは同株を12.8%保有する筆頭株主。保有株はこの日だけで3億7000万ドルの利益を生み出した計算だ。パーシング・スクエアのポートフォリオ全体に占めるビーム社の割合は約15%。

同氏は昨年、ビーム社について、自身のポートフォリオにおける稼ぎ頭の1つだと指摘していた。

ビーム社買収ではこのほかにも、バンガードやフィデリティ・インベストメンツといったミューチュアルファンド、マリオ・ガベッリ氏率いるGAMCOインベスターズも恩恵を受けそうだ。

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