沖縄防衛局、辺野古埋め立てへ事業者を募集

［東京　２１日　ロイター］ -沖縄防衛局は２１日、米軍普天間基地（宜野湾市）の辺野古（名護市）移設に向けた入札を公告し、代替施設の設計や海域の環境調査などを請け負う事業者の募集を開始した。 １年ほどかけて測量などを行い、早期着工を目指す考えだが、再選された稲嶺進名護市市長が移設反対を訴えていることから、抗議活動の拡大などで遅延する可能性もある。

代替施設の完成には９年以上かかるとされる。一方、沖縄県は政府に対し、普天間基地の運用を５年以内に停止するよう求めている。