January 22, 2014 / 4:37 AM / 5 years ago

新OS「Firefox」搭載スマホ発売は来年度内に=KDDI社長

[東京 22日 ロイター] - KDDI(9433.T)の田中孝司社長は22日、新しい基本ソフト(OS)「Firefox(ファイヤーフォックス)」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)を2014年度中に発売する意向を示した。

1月22日、KDDIの田中孝司社長は、新OS「Firefox」を搭載したスマートフォンを2014年度中に発売する意向を示した。都内で2011年9月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

田中社長は同日開いた14年春商戦向けau新商品発表会で、ファイヤーフォックス搭載のスマホについて、「来年度内の発売を考えている。そのときには少し(これまでとは)違った世界観を提案できれば、と思っている」と述べた。

新しいOSをめぐっては、NTTドコモ(9437.T)が16日、韓国サムスン電子(005930.KS)や米インテル(INTC.O)などとともに推進する「Tizen(タイゼン)」を搭載したスマホの発売延期を発表したばかり。スマホ市場の成長に鈍化がみられ、投入時期としてはふさわしくないとの理由から、予定していた13年度中の発売を見送った。新たな発売時期は未定としている。

ファイヤーフォックスは、パソコン向けウェブブラウザ(閲覧ソフト)を手掛ける米モジラ財団が提唱しているOS。タイゼンと並び、米アップル(AAPL.O)の「iOS」、米グーグル(GOOG.O)の「アンドロイド」に続く「第3のOS」の一角として注目されている。

田中社長は、ファイヤーフォックス搭載スマホでは「ここまで尖っている」と思われるような世界感のある端末にし、「マジョリティー(大多数のユーザー)ではなく、(オタクなどの)ギーク層をドカンと狙いたい」と述べた。また、ファイヤーフォックスOSは並列で「アンドロイド、iOSと比較する感じではない」とも語り、タイゼンを推進するドコモとは新OSに対する「スタンスが違うのではないか」との見方を示した。

<大画面、曲がったスマホで「違い出す」>

KDDIは22日、春商戦向け新モデルとして、京セラ(6971.T) 製、シャープ(6753.T)製などのスマホ4機種、シャープ製のタブレット(多機能携帯端末)1機種の計5機種を発表した。スマホのうち2機種は、スマホとタブレットの中間の大きさの「ファブレット」と呼ばれる画面サイズが6インチ以上の端末だ。

ファブレットの1つは、韓国LG電子(066570.KS)製の「Gフレックス」。端末全体が縦方向にカーブしているのが特徴で、手で握りやすく顔に沿いやすいため、通話の音声が聞き取りやすいという。もう1つは、ソニー(6758.T)の「エクスぺリアZウルトラ」。画面は6.4インチで、フルHDと呼ばれる高画質対応機種の中では世界で最も大きく、厚さは6.5ミリメートルと薄くした。

田中社長は、携帯電話大手3社がすべて米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」の販売を始めたことに触れ、今回の新商品では「各社横並びだとの声が聞かれるなか、違いを打ち出すことを考えた」と語った。

(白木真紀)

*内容を追加して再送します。

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