January 27, 2014 / 7:07 AM / 6 years ago

日経平均大幅続落で一時1万5000円割れ、新興国の先行きを懸念

[東京 27日 ロイター] -東京株式市場で日経平均は大幅続落。一時、下げ幅は458円となり、取引時間中としては昨年11月15日以来、約2カ月ぶりに1万5000円を下回った。

1月27日、前場の東京株式市場で日経平均は大幅続落。一時、下げ幅は458円となり、取引時間中としては昨年11月15日以来、約2カ月ぶりに1万5000円を下回った。写真は都内の株価ボード。2008年10月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

新興国からの資金流出などを懸念材料に世界的なリスク回避につながり、先週に続いて連日の大幅安となった。1万5000円近辺では個人の押し目買いなどが下支えしたが、市場ではしばらく調整局面が続くとの見方が出ている。

先週発表された1月の中国製造業PMIが、景況の改善・悪化の節目となる50を半年ぶりに下回ったほか、アルゼンチンペソの急落を発端に新興国経済への不透明感が浮上。前週末の米株式市場ではダウ工業株30種平均.DJIが318ドル下落したことを受け、きょうの東京市場でも朝方から幅広い銘柄で売りが先行した。

早朝にドル/円が102円を割り込んだほか、先物安に伴う裁定解消売りで指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)やファナック(6954.T)などが売られたことも指数の下押し圧力となった。

ただ、1万5000円を割れた水準では個人の押し目買いや売り方の買い戻しが入り、後場は安値圏でもみあった。市場では、短期的に売られ過ぎとの見方から打診買いが入っているとの指摘もあり、「上海株の下落が限定的であるほか、日銀のETF(上場投信)買い観測などもあって下げ止まっているが、積極的に動く投資家は少なく、引き続き様子見ムードが強い」(準大手証券)との声が出ていた。

日経平均は2営業日連続で「マド」を伴って急落したが、かざか証券・市場調査部長の田部井美彦氏は「NISA(少額投資非課税制度)を通して中小型株では活発な商いが行われているようだ。売買代金も2兆8500億円以上だったことから、個人の押し目買い意欲があることも表れている」と指摘した。

東証業種別株価指数では、保険や鉄鋼などが値下がり率上位となり、33業種すべてが下落。東証1部騰落数は、値上がり29銘柄に対し、値下がりが1744銘柄、変わらずが6銘柄で、全銘柄の98%が値下がりした。

全面安となるなか、個別銘柄では富士通ゼネラル(6755.T)が大幅反発。24日に発表した2014年3月期業績予想の上方修正を好感した。このほか、マルハニチロホールディングス1334.Tは底堅い。冷凍食品への農薬混入事件の影響で2014年3月期の業績予想を下方修正したが、いったん悪材料出尽くし感が出ている。

(梅川崇)

*リードを修正して再送します。

日経平均.N225

終値      15005.73 -385.83

寄り付き    15091.45

安値/高値   14933.55─15109.68

TOPIX.TOPX

終値       1229.23 -35.37

寄り付き     1240.02

安値/高値    1227.36─1241.33

東証出来高(万株) 326479

東証売買代金(億円) 28502.53

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