[ワシントン 7日 ロイター] -米下院共和党は、連邦債務上限引き上げで付帯条項に盛り込む条件について、これまでの強硬姿勢を弱めている。
下院共和党指導部も保守強硬派の一部も現実的な妥協案での合意を模索しはじめた。党指導部は、医療保険制度改革(通称オバマケア)の変更やカナダとテキサス州を結びキーストーンXLパイプラインの承認を、付帯条項に盛り込まない方針を確認した。
共和党関係者によると、いったん合意していた軍人年金削減の撤回や、メディケア(高齢者向け公的医療保険制度)での医者向け支払い率の調整などを盛り込む方向で検討している。
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