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日経平均3日続伸、米株高や円下落で主力株に買い
2014年2月12日 / 02:57 / 4年前

日経平均3日続伸、米株高や円下落で主力株に買い

[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は3日続伸した。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や米議会による債務上限引き上げ合意などを背景に前日の米国株が上昇。円相場も対ドルで下落し、東京市場では主力株を中心に買いが広がった。

2月12日、前場の東京株式市場で日経平均は3日続伸。写真は東京証券取引所。2012年6月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

良好な中国貿易収支を好感し日経平均が一段高となる場面もあったが、投資家は依然慎重といい、上値は限定された。

イエレンFRB議長は11日の下院金融委員会での証言で、緩和縮小を継続していくと述べ、政策の大幅な変更は視野に入れていないことを明らかにした。特別な内容ではなかったが、政策維持が確認されたことで、これまでの過度なリスクオフの動きの反動が出たという。米下院で、連邦債務上限を2015年3月までの1年間無条件で引き上げる法案を僅差で可決したことも安心感を誘った。

午前11時に発表された1月の中国貿易収支が318.6億ドルの黒字と予想(236.5億ドルの黒字)を上回り、日経平均が上げ幅を拡大する場面もあった。東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏は季節的な要因など内容の精査は必要と前置きしたうえで、「これまで悪い中国の経済指標が目立っていたなかで、久しぶりの好材料となり、目先的なポジティブ要因」になったと指摘した。

もっとも前日のシカゴ日経平均先物3月限(円建て)の1万4885円に届かず、上値は限られた。朝方発表された12月機械受注統計(民需・除く船舶・電力)が予想を大きく下回る15.7%の減少幅となり、過去最大の落ち込みとなったことが株価の重しとして意識されたほか、「年初からの下げ幅に対する3分の1戻しを達成し、リバウンド一巡感が出た」(国内証券)という。ソフトバンク(9984.T)やファーストリテ(9983.T)が買い先行後に下げに転じたことも指数を押し下げた。

野村証券チーフ・ストラテジストの田村浩道氏は「ここから一段の下値はみていないが、これでリスクオンに傾くかというと、まだ慎重にみるべき。目先は手掛かり材料も乏しくなるため、ボックス相場に移行するのではないか。しばらくは企業決算を受けて個別銘柄間で格差が出てくる」とみていた。

個別銘柄では、2014年3月期業績予想の上方修正を発表した日産車体(7222.T)や東和薬品(4553.T)が上昇。配当予想を増額したサンリオ(8136.T)も買われた。

半面、今期最終損益の赤字拡大見通しが嫌気され、ラウンドワン(4680.T)は急反落。前場で東証1部値下がり率トップとなった。

東証1部の騰落数は、値上がり1504銘柄に対し、値下がりが201銘柄、変わらずが75銘柄だった。

(杉山容俊)

日経平均.N225

前場終値 14856.53 +138.19

寄り付き 14821.73

安値/高値 14780.07─14874.79

東証出来高(万株) 113054

東証売買代金(億円) 11543.96

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