Reuters logo
ヤマハ発の今期営業益予想36%増、中計での利益率目標前倒し達成へ
2014年2月12日 / 08:22 / 4年後

ヤマハ発の今期営業益予想36%増、中計での利益率目標前倒し達成へ

[東京 12日 ロイター] -ヤマハ発動機(7272.T)は12日、2014年12月期の連結業績について2年連続で増収増益となる見通しを発表した。

二輪車の販売拡大が寄与。3カ年計画で掲げた15年12月期に営業利益率5%とする目標を1年前倒しで達成する見込み。前期の年間配当は従来予想から6円増の26円とし、今期も同額を計画する。

今期の営業利益予想は前期比36%増の750億円になる見通し。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト15人の予測平均値756億6000万円とほぼ同水準となっている。

今期の売上高予想は同6.3%増の1兆5000億円、当期利益予想は同2.1%増の450億円。年間配当は中間、期末ともに13円の計26円で、前期と同額を見込む。

柳弘之社長は会見で「14年は事業戦略の補強・見直し、計画の前倒しに取り組む。15年以降を考える年にしたい」と述べた。今期は3カ年計画の2年目で、同計画では最終年度の15年12月期に売上高1兆6000億円、営業利益率5%などを目標に掲げているが、柳社長は「14年で達成したい」として早期達成に意欲を示した。

二輪車の世界出荷計画は同9.2%増の657万2000台。前期に不振だったタイ、ベトナムの状況を織り込み、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域は「少しコンサバな(保守的な)予想を前提とした計画にした」(柳社長)が、先進国やインド、ブラジルなどで伸びる。グローバルモデル2車種を投入し、15年12月期以降も継続投入する。

前提為替レートは、1ドル=100円(前期は98円)、1ユーロ=135円(同130円)とした。円安により営業利益を45億円押し上げる見込み。

<円安追い風に前期営業利益2.9倍>

同時に発表した13年12月期の連結決算によると、営業利益が前の期に比べ2.9倍の551億円になった。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト15人の予測平均値555億円と同水準だった。マリン事業の収益改善や新興国での二輪車事業のコスト削減が寄与。円安も追い風となり、432億円押し上げた。

売上高は同16.8%増の1兆4104億円。インドネシア・インドの二輪車好調や北米を中心とした船外機の販売が伸びた。二輪車の出荷台数は同1.2%減の601万4000台。景気減速が続くタイ、ベトナムでの販売が苦戦した。ただ事業別の営業損益は円安効果やコスト低減で黒字となった。

海外子会社での繰り延べ税金資産の追加計上に伴い、当期利益は同5.8倍の440億円となった。期末配当は16円(前の期は5円)、中間の10円と合わせて年間で26円(同10円)とした。予想では中間、期末いずれも10円の計20円だった。

白木真紀 編集:内田慎一

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below