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12月ユーロ圏鉱工業生産は前月比で減少、成長への影響軽微の見方
2014年2月12日 / 12:11 / 4年後

12月ユーロ圏鉱工業生産は前月比で減少、成長への影響軽微の見方

[ブリュッセル 12日 ロイター] -欧州連合(EU)統計局が発表した12月のユーロ圏鉱工業生産(建設を除く)は前月比0.7%減、前年比0.5%増となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.3%減、前年比1.8%増だった。

2月12日、12月のユーロ圏鉱工業生産(建設を除く)は前月比0.7%減、前年比0.5%増となった。写真はベルギーの製油所で2012年1月撮影(2014年 ロイター/Francois Lenoir)

低調な結果となったものの、エコノミストの間ではユーロ圏の第4・四半期の成長率に大きな影響はなかったとの見方が出ている。

エコノミストによると、第4・四半期のユーロ圏の鉱工業生産の伸び率の平均は、第3・四半期よりも0.3%ポイント高かった。これに基づくと、14日に発表されるユーロ圏の第4・四半期域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増と、第3・四半期の0.1%増から加速したと予想される。

ウニクレディトの首席ユーロ圏エコノミスト、マルコ・バリ氏は、「12月の鉱工業生産は低調だったが、われわれの成長率見通しには何の影響もない」と述べた。同氏はユーロ圏の第4・四半期の成長率は0.2%になると予想している。

12月はエネルギー・資本財の生産が2.1%減となったことが大きく響いた。非耐久消費財は0.1%減。INGのアナリスト、ピーター・バンデン・ハウテ氏は、「暖冬によりエネルギー生産が2.1%低下したことが鉱工業生産が低調だった理由の一部として考えられる」としている。

ただ、ユーロ圏のインフレ率が欧州中央銀行(ECB)の目標を大きく下回るなか、成長が低迷していることで、ECBは来月の理事会で一段の緩和策を打ち出す可能性もある。

コメルツ銀行のエコのミスト、クリストフ・ウェイル氏は、「ユーロ圏では信頼感は上向いているものの、経済成長の観点からは秋は夏と比べて若干改善したに過ぎない」と指摘。「このことは、ECBが3月にも一段の緩和実施に踏み切るとの予想を裏付けている」と述べた。

加盟国のなかで12月の鉱工業生産が増加したのは3カ国のみ。スロベニアが2.7%増、ギリシャが2.6%増、ポルトガルが0.7%増となった。

欧州最大の経済規模を持つドイツは0.7%減、第2位のフランスは0.3%減、第3位のイタリアは0.9%減となった。独仏伊3カ国は11月は増加していた。

*内容を追加して再送します。

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