February 24, 2014 / 6:53 PM / 4 years ago

スペイン10年債利回り8年ぶり低水準近辺、前週の格上げ受け

[ロンドン 24日 ロイター] - 24日のユーロ圏金融・債券市場では、ムーディーズが前週末にスペイン国債格付けを引き上げたことを受け、スペイン10年債利回りが8年ぶり低水準近辺にとどまった。

ムーディーズは21日、経済の不均衡是正に向けた取り組みや構造改革が進展していることに加え、市場からの資金調達状況が改善しているとして、スペインの格付けを「Baa2」に1段階引き上げた。見通しは「ポジティブ」とした。

これを受け、スペイン10年債利回りはほぼ横ばいの3.56%と、前週につけた8年ぶり低水準の3.499%近辺で推移している。

ナティクシスの戦略部門責任者、ジャンフランソワ・ロビン氏は、「ムーディーズは最悪期を脱したことを確認した。格付け見通しに対する見方も改善しているとみているもようで、次のステップは格上げになる可能性がある」と述べた。

これに対し、イタリア10年債利回りは3.62%と、1ベーシスポイント(bp)上昇。前週は3.54%と、スペイン10年債と同様に8年ぶりの低水準を付けていた。

今回の格上げで、スペイン格付けはイタリアと同水準になったものの、格付け見通しはイタリアが「安定的」となっている。シティ、RIAキャピタル・マーケッツ、コメルツ銀行のアナリストは、スペイン国債は短期的にイタリア国債をアウトパフォームすると予想を示している。

欧州連合(EU)統計局がこの日発表した1月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前月比1.1%下落し、下落率は過去最大となった。前年比では0.8%上昇と、速報値の0.7%上昇から修正された。

これを受け欧州中央銀行(ECB)が追加緩和措置を実施するとの観測が高まり、統計発表直後にユーロ圏周辺国国債が売られた。ただ、市場関係者は、今回の改訂値をきっかけに利益確定の動きが出たに過ぎないとしている。

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