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ビットコイン取引所マウント・ゴックスが実質消滅、サイト停止
2014年2月25日 / 06:52 / 4年後

ビットコイン取引所マウント・ゴックスが実質消滅、サイト停止

[東京 25日 ロイター] - 仮想通貨ビットコインの大手取引所、Mt.Gox(マウント・ゴックス)は25日、実質消滅した状態となった。ウェブサイトは停止し、創設者の所在は不明、東京の事務所は抗議する利用者を除いてはもぬけの殻となった。

2月25日、仮想通貨ビットコインの大手取引所マウント・ゴックスのウェブサイトが利用できない状態だ。ビットコイン業界の主要6社がマウント・ゴックスとは距離を置く内容の共同声明を発表した直後から、利用不能となっている。米ユタ州で1月撮影(2014年 ロイター/Jim Urquhart)

マウント・ゴックスは2月に入り、「異常な活動」が見られることを理由にビットコインの引き出しの無期限停止を発表していた。

インターネットには同取引所の「危機戦略」とされる文書が出回り、74万4000以上のビットコインが「鍛造性に絡む窃盗」により失われたとした。また、マウント・ゴックスの債務が1億7400万ドルで、資産が3275万ドルとしている。この文書が事実に基づいているかは確認がとれない。

同社の社員に電話と電子メールで情報提供を求めたが、返答はない。

ビットコインの主要6取引所はマウント・ゴックスとは距離を置く内容の共同声明を発表。

「マウント・ゴックスのユーザーの信頼が著しく損なわれているのは単独企業の行為の結果で、ビットコインや電子通貨業界全体の価値を示すわけではない」と指摘した。6社はコインベース、クラケン、ビットスタンプ、BTCチャイナ、ブロックチェーンとサークル。

23日にはマウント・ゴックスのマーク・カーペレス最高経営責任者(CEO)が、仮想通貨の利用促進団体「ビットコイン財団」の理事を辞任していた。

同氏は先週ロイターに対し、「マウント・ゴックスに対してはさまざまな批判があるのをわれわれは承知しているが、できるだけ早い問題解決に向けあらゆる策を講じている」と述べていた。

ビットコインをめぐっては、複数の取引所が正体不明のハッカーから大規模なサイバー攻撃を受けるなど、技術的な問題が相次いでいる。

マウント・ゴックスが取り扱うビットコインは、同社が引き出しを停止する前の今月7日に828.99ドルで取引されていた。それ以降は83.7%下落し135ドルとなっている。これに対し、ビットスタンプで取引されているビットコインの価格は同期間に40.5%下落し、400ドルとなった。

ビットコイン財団は声明で、「マウント・ゴックスは複数ある取引所の1つで、同社の撤退は不幸なことではあるものの、新たな機会を創出している。この事例は、信頼できる個人やビットコイン・コミュニティーのメンバーが信頼できるサービスの提供を率先して行う必要性を示している」とした。

*内容を追加して再送します。

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