February 28, 2014 / 3:27 PM / 5 years ago

ウクライナ南部クリミアで武装集団が2空港封鎖、ロシアは関与否定

[シンフェロポリ(ウクライナ) 28日 ロイター] -ウクライナ南部クリミアで28日、武装集団が2つの空港を掌握した。ウクライナ政府は、これがロシア軍による侵略行為だと批判、緊張が高まった。

2月28日、ウクライナ南部クリミアで武装集団が2つの空港を掌握した。写真はクリミアの国境警備隊基地の周辺を取り囲む、武装したロシア海軍兵ら。同日撮影(2014年 ロイター/Baz Ratner)

ロシアのインタファクス通信によると、クリミアに拠点を置くロシアの黒海艦隊は、軍用空港のベルベク空港封鎖に関与していないと表明。もう一方のシンフェロポリの国際空港に関しては、封鎖したのがクリミアの民兵だという証言がある。

ロシア系住民が多数を占めるクリミア半島は、ヤヌコビッチ政権崩壊後の新体制に反対する人々にとって「最後の砦」となっており、緊張が高まっている。

武装集団をめぐる混乱の中、ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は軍の参謀総長を更迭。議会は同国の危機状況を討議するために、国連安保理の緊急会合の開催を要請した。

アバコフ内相はロシア海軍がセバストポリ港近くのベルベク空港を封鎖したと批判。フェイスブックで、「こうした出来事は侵略行為で、国際協定や規範に違反する」とした。

インタファクスによると、ロシア黒海艦隊の広報担当はこれを否定。「黒海艦隊で(同空港に向けて)動いた部隊は1つもない」と述べた。

一方、首都キエフでは検察当局がこの日、ヤヌコビッチ氏がロシアに滞在している場合は身柄の引き渡しを求めると発表。

ウクライナの新政府によると、ヤヌコビッチ前政権の下で国庫から370億ドルの借り入れ金が消えた。

スイスの連邦金融市場監督機構(FINMA)は、同国政府がヤヌコビッチ氏とその息子を含むウクライナ人20人について、資産の凍結を命じたと発表。

スイス警察はヤヌコビッチ氏の関連企業のジュネーブ事務所を立ち入り検査した。

オーストリア外務省によると、同国もまた、人権侵害や汚職に関わった疑いがあるウクライナ人18人の現地銀行口座を凍結した。

ロシアのプーチン大統領は同国政府に対し、ウクライナと経済・通商分野での話し合いを続け、金融支援に関して国際通貨基金(IMF)など国外の関係国・機関と協議するよう指示した。また、クリミアからの人道支援要請を検討するよう指示した。ただ、クリミアの現状には言及していない。

ウクライナの通貨フリブナは、新政府がIMFの支援を求めたことを受け、この日の取引で5%高の1ドル=10.50フリブナと、前日の過去最低水準である11フリブナから反発した。

ヤツェニュク首相は、国際支援をすぐに受けることを希望すると述べ、IMF支援に必要な条件を満たす決意を示した。

ウクライナ中銀のクビフ総裁はまた、銀行預金の外貨引き出し条件を1日1万5000フリブナ(1500ドル)に制限すると明らかにした。

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