[キエフ 2日 ロイター] -ロシアが軍事行動を拡大するウクライナ南部クリミア半島で2日、ウクライナ海軍のベレゾフスキー総司令官が親ロシア派に投降し、セバストポリにある海軍本部を明け渡した。総司令官は1日に暫定政権が任命したばかり。
ロシアのテレビは、ベレゾフスキー氏が親ロシア派のクリミア指導者に忠誠を誓う様子を放映した。これに対し、ウクライナ側は国家反逆罪に当たるとして捜査を始めた。
ロシア部隊はクリミア半島で占拠を拡大しており、ウクライナ軍に武装解除を要求している。
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