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ウクライナでの武力行使は「最後の手段」、ロシア大統領が見解
2014年3月5日 / 00:36 / 4年前

ウクライナでの武力行使は「最後の手段」、ロシア大統領が見解

[モスクワ 4日 ロイター] -ロシアのプーチン大統領は4日、記者会見に臨み、ウクライナでの武力行使は「完全に最後の手段」と述べた。この発言を受けてウクライナでの軍事衝突をめぐる市場の懸念が後退した。

3月4日、ロシアのプーチン大統領は、記者会見に臨み、ウクライナでの武力行使は「完全に最後の手段」と述べた。モスクワ郊外で撮影(2014年 ロイター/Alexei Nikolskiy/RIA Novosti/Kremlin)

プーチン大統領は「(ロシア系の)同胞を守るためのあらゆる手段を活用する権利がロシアにはある」と述べたが、現時点で武力行使は必要ないとの立場も示した。

3日はロシアの債券と株式市場では売りが殺到したが、大統領発言や、ウクライナとの国境付近で実施されていたロシアの軍事演習の参加部隊に撤収命令が発せられたことが材料となり、持ち直した。

プーチン大統領は、クリミア半島で政府庁舎を封鎖した武装集団は「地元の自衛団」だと語り、ロシア軍による同地域での直接的な権力掌握を否定した。

「武力行使の可能性は存在するが、その必要性は現時点ではない」とし、「武力行使は完全に最後の手段となる」と述べた。

これに対してオバマ米大統領は「プーチン大統領は異なる解釈をする弁護士を抱えているようだが、それにだまされる者はいない」と述べた。

プーチン大統領は、西側諸国が検討している制裁措置は逆効果だと指摘。米政府高官は数日以内にロシアに制裁を科す構えを示しており、ロシア外務省は対抗措置を講じると警告した。

ロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェビッチ報道官は声明で、ウクライナでのロシアの行動に関連して米国が制裁を科せば、「対応策が必要」だと指摘。

「米政府の性急で無責任な行動によって引き起こされるこのような状況において常にそうしてきたように、この状況はわれわれが選択したものではないことを強調する」とした上で、「成熟した国家同士の関係に一方的な制裁がそぐわない理由を、折に触れて米国側に説明してきた」と語った。

プーチン大統領はまた、ウクライナで起きたことは「違法なクーデター」とし、政変で大統領を解任されたビクトル・ヤヌコビッチ氏には実際の権限はないものの、まだ合法的な指導者だとの見解を示した。

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