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今日の株式見通し=一進一退、米雇用統計控え方向感出にくい
2014年3月5日 / 22:58 / 4年後

今日の株式見通し=一進一退、米雇用統計控え方向感出にくい

[東京 6日 ロイター] -きょうの東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開が見込まれている。前日の米株市場では、経済指標が市場予想を下振れたが材料視されず、まちまちの展開となった。

ウクライナ情勢が小康状態となっていることや、為替が落ち着いていることは支援材料になるとみられているが、昨日の大幅上昇で利益確定売りも予想されている。7日には2月の米雇用統計発表を控えており、方向感が出にくいとみられている。

日経平均の予想レンジは1万4850円─1万5000円。

前日発表された2月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数の増加幅が市場予想を下回り、2月のISM非製造業景気指数も前月から低下して2010年2月以来の低水準となった。ただ、寒波の影響で予想を下振れることはある程度想定されていたとみられ、米国株式市場ではほとんど材料視されなかった。ダウ工業株30種.DJIとS&P総合500種.SPXが下落した一方で、ナスダック総合.IXICは上昇した。

ウクライナ情勢をめぐっては、ケリー米国務長官がロシアなどと今後数日間にわたって集中的に協議することで合意したと明らかにした。ロシアとウクライナの武力衝突はひとまず回避された格好で、現在は小康状態。外為市場でドル/円が落ち着いていることもあわせて、売り圧力の低下につながりそうだ。ただ、日経平均は前日に176円高と大幅続伸しており、その反動も見込まれている。短期筋が先物で仕掛け、一時的に上下に振らされる展開も予想されるが、全体としては方向感が出にくいとみられている。

一方で、きょう開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会は、一部で金利引き下げの思惑も浮上しており、ECBの景気認識に対する注目が集まっている。さらに7日には2月の米雇用統計が発表される予定で、結果を見極めたいとする市場参加者も多く、東京市場でも大きくは動きにくい地合いとなる見込み。市場では、「寒波の影響で米雇用統計も予想を下振れる可能性があるが、ある程度は織り込まれており、そこまでのネガティブ・サプライズにはならないだろう」(立花証券・顧問の平野憲一氏)との見方もある。

きょうは国内で、社会保障審議会年金部会「年金財政における経済前提と積立金運用のあり方に関する専門委員会」が開催されるほか、トムソン・ロイターによる「金融規制ジャパン・サミット」も開かれる。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      14897.63 16320.22 10398.61

+176.15 2013年12月30日 2013年1月9日

シカゴ日経平均先物3月限 14890(円建て)

梅川崇

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