March 7, 2014 / 8:59 AM / 4 years ago

来週の日本株はSQ前で神経質、イベント次第で荒い値動きに

[東京 7日 ロイター] -来週の東京株式市場は神経質な展開となりそうだ。薄商いが続く中、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、先物主導で荒い値動きを見込む声が多い。日銀決定会合などのイベント次第では上下に振れやすいという。もっとも日本株は世界に比べて出遅れており、下値は限定される見通しだ。

日経平均の予想レンジは1万4700円─1万5700円。

東証1部の売買代金は2兆円割れの日が目立ち、低水準の商いが続いている。東証が公表している投資主体別売買動向では、海外投資家が2月第3週、第4週と2週連続で買い越したが、買い越し額はそれぞれ458億円、157億円と勢いは乏しい。現物市場の商いが乏しい中で、影響力を強めているのは先物を操る短期筋だ。

「週末のメジャーSQを前に先物主導で乱高下しやすい。オプション市場では権利行使価格1万5000円と1万5500円に建玉が積み上がっており、基本的には同レンジ内で売り買いが交錯しそう」(みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)という。

注目イベントは10─11日に開催される日銀金融政策決定会合だ。金融政策は据え置きとの見方が市場のコンセンサスだが、一部では追加緩和を期待する声が出ている。足元では不動産や銀行など緩和メリット株を中心に買い戻しが進んだため、「緩和見送りとなれば、再び売り直す投資家が出る」(いちよしアセットマネジメント執行役員運用部長の秋野充成氏)と警戒する声は多い。

日経平均は先物主導で節目1万5000円を回復し、7日には75日移動平均線(1万5275円14銭=7日)水準まで値を戻した。75日線を上抜けば、1月中旬にかけてもみ合った1万5800円水準まで節は見当たらないが、上値では利益確定売りや戻り売りが重しとなりやすい。

半面、日本株の相対的な割安感が下支えするとの声もある。準大手証券のストラテジストは「12カ月後の利益予想を元に米ファクトセットが集計した各国・地域のPERでは、日本が13.6倍と世界平均の14倍を下回っている。為替が円高方向に大きく進まない限り、下値では買いが入りやすい」と述べている。

株式マーケットチーム

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