March 10, 2014 / 8:37 AM / 6 years ago

情報BOX:消息不明のマレーシア航空機、離陸から現在までの経緯

[シンガポール 10日 ロイター] -マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空370便が8日未明、南シナ海上空で消息を絶った。同機をめぐるこれまでの動きを時系列にまとめた。

3月10日、マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かう途中、8日未明に南シナ海上空で消息を絶ったマレーシア航空370便をめぐるこれまでの動きを時系列にまとめた。写真は9日、クアラルンプール国際空港で撮影(2014年 ロイター/Edgar Su)

<3月8日>

*マレーシア航空のMH370便が現地時間8日午前0時21分(GMT7日午後2時21分)にクアラルンプールを出発。中国・北京には8日午前6時半(GMT7日午後10時半)に到着する予定だった。同機はボーイング777―200型機で、乗客227人、乗員12人の計239人が搭乗していた。

*マレーシア航空と同機との連絡が、離陸後1─2時間の間に途絶える。同機からの遭難信号は出ておらず、当時の天候は良好。

*航空管制官との最後の交信が確認されたのは、マレーシアのコタバル沖120カイリの位置だった。

*ベトナム民間航空局(CAAV)は、同機がマレーシアとホーチミン市の上空を飛行するGMT7日午後5時21分に、予定されていた連絡がなかったと発表。

*航空機の運航情報を提供するフライトアウェア・ドット・コムによると、同機は離陸後に北東に進み、高度3万5000フィート(約1万メートル)まで上昇。その1分後、上昇途中だった同機が追跡記録から消えた。

*マレーシアの捜索船は、同機が消息を絶ったとする海域で航空機の残骸は確認できていないと発表。ベトナム当局は同国沖で油膜や煙を確認したと明らかにした。

*搭乗者名簿に記載されていたイタリア人男性とオーストリア人男性が実際には搭乗していないことが判明。パスポートは盗まれたとしている。

<3月9日>

*マレーシア航空は最悪の事態を懸念しているとし、災害復旧を専門とする米企業と連携したことを明らかにした。

*レーダーの航跡によると、同機は消息を絶つ前に引き返そうとした可能性がある。

*マレーシアの救助チームは捜索範囲を同国の西海岸に拡大。

*国際刑事警察機構(ICPO)は、紛失・盗難パスポートのデータベースに登録されている、少なくとも2つのパスポートが同機の乗客に使用されていたと明らかにした。その他に疑わしいパスポートが使用された可能性についても調べを進めているとした。

*マレーシアの国営通信はザヒド内相の発言として、盗まれたパスポートを使用して搭乗した乗客はアジア系だったと伝えた。

*マレーシアの調査関係者はロイターに対し、飛行機が空中分解した可能性があると指摘した。

<3月10日>

*米情報当局の衛星画像では、空中爆発の形跡は確認できなかった。

*7カ国が派遣した捜索船や飛行機がマレーシアとベトナム南部の海域周辺で捜索活動を続ける中、同機をめぐる爆発やハイジャックの可能性も浮上している。

*マレーシア民用航空局のアズハルディン・アブドル・ラーマン局長は、ハイジャックの可能性は排除できないと表明。同機が消息を絶ったことは「航空史上、前代未聞の謎」だと述べた。

*マレーシア航空は2014年末までの黒字転換を目指しているが、株式アナリストらは、同機の消息不明が黒字転換計画に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。10日のクアラルンプール株式市場では、マレーシア航空は過去最安値を付けた。

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