March 13, 2014 / 7:17 AM / 6 years ago

情報BOX:消息不明のマレーシア航空機、離陸からの経緯

[シンガポール 12日 ロイター] - マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空MASM.KL370便が8日未明、南シナ海上空で消息を絶った。同機をめぐるこれまでの経緯は以下の通り。

3月12日、マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かう途中、8日未明に消息を絶ったマレーシア航空370便に関する手掛かりはまだ得られていない。写真はクアラルンプール国際空港で11日撮影(2014年 ロイター/Damir Sagolj)

<3月8日>

*マレーシア航空のMH370便が現地時間8日午前0時41分(GMT7日午後2時41分)(訂正)にクアラルンプールを出発。中国・北京には8日午前6時半(GMT7日午後10時半)に到着する予定だった。同機はボーイング777―200型機で、乗客227人、乗員12人の計239人が搭乗していた。

*マレーシア航空と同機との連絡が、離陸後1─2時間の間に途絶える。同機からの遭難信号は出ておらず、当時の天候は良好。

*航空管制官との最後の交信が確認されたのは、マレーシアのコタバル沖120カイリの位置だった。

*ベトナム民間航空局(CAAV)は、同機がマレーシアとホーチミン市の上空を飛行するGMT7日午後5時21分に、予定されていた連絡がなかったと発表。

*航空機の運航情報を提供するフライトアウェア・ドット・コムによると、同機は離陸後に北東に進み、高度3万5000フィート(約1万メートル)まで上昇。その1分後、上昇途中だった同機が追跡記録から消えた。

*マレーシアの捜索船は、同機が消息を絶ったとする海域で航空機の残骸は確認できていないと発表。ベトナム当局は同国沖で油膜や煙を確認したと明らかにした。

*搭乗者名簿に記載されていたイタリア人男性とオーストリア人男性が実際には搭乗していないことが判明。パスポートは盗まれたとしている。

<3月9日>

*マレーシア航空は最悪の事態を懸念しているとし、災害復旧を専門とする米企業と連携したことを明らかにした。

*レーダーの航跡によると、同機は消息を絶つ前に引き返そうとした可能性がある。

*国際刑事警察機構(ICPO)は、紛失・盗難パスポートのデータベースに登録されている、少なくとも2つのパスポートが同機の乗客に使用されていたと明らかにした。その他に疑わしいパスポートが使用された可能性についても調べを進めているとした。

*マレーシアの調査関係者はロイターに対し、飛行機が空中分解した可能性を指摘。

<3月10日>

*米情報当局の衛星画像では、空中爆発の形跡は確認できず。

*10カ国が派遣した捜索船や飛行機がマレーシアとベトナム南部の海域周辺で捜索。同機をめぐる爆発やハイジャックの可能性も浮上。

*マレーシア民用航空局のアズハルディン・アブドル・ラーマン局長、ハイジャックの可能性は排除できないと表明。同機が消息を絶ったことは「航空史上、前代未聞の謎」と指摘。

*マレーシア航空は2014年末までの黒字転換を目指しているが、株式アナリストらは、同機の消息不明が黒字転換計画に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。

*マレーシア当局者、盗難旅券を使用して搭乗した2人の乗客はアジア系の顔立ちではないと発言。同機の残骸からの可能性がある油膜が海上で見つかったとの情報についても、ジェット燃料の油膜ではないと指摘。

*独保険大手アリアンツ(ALVG.DE)、機体の主要保険提供社と表明。

<3月11日>

*ICPOのロナルド・ノーブル事務総長が、盗難旅券で搭乗した2人について、18歳と29歳のイラン人の男だと明らかに。2人はイラン旅券を使用しマレーシアに入国していたという。ノーブル氏は「情報が入れば入るほど、テロ行為ではないとの結論に傾いている」と述べた。

*マレーシア警察当局者によると、18歳のイラン人の男は不法入国が目的だった可能性がある。ドイツのフランクフルトで男の到着を待っていた母親と当局は接触したという。

*マレーシア警察は、個人的、精神的な問題を抱えた乗客や乗員がいなかったかどうか確認すると同時に、ハイジャックや妨害行為、機械の故障などの可能性も調査していると発表。

*マレーシア軍の高官はロイターに対し、管制官との交信が途絶えた後、同機が針路を西に取り数百キロ飛行していた可能性があると指摘。「コタバル上空を通過後、針路を変更し高度を下げた。マラッカ海峡に向かった」と述べた。

*米商業衛星企業デジタルグローブDGI.N、同機の捜索にクラウドソーシングを利用し、衛星画像から機体の残骸などを探し出すようインターネットユーザーに協力を呼びかけたことを明らかに。

<3月12日>

*捜索地域が中国からインドまで拡大。

*マレーシア空軍の司令官が、レーダーがマレー半島の西側に位置するマラッカ海峡の海上で機影を捉えたとする同司令官発言を引用した現地紙の情報を否定。不明機が引き返した可能性を軍用のレーダーが示していると再度言及しただけだと発言。

*インド外務省、マレーシア政府から捜索での協力要請を受けたと明らかに。インドが担当する区域はまだ未定。

*マレーシア航空の幹部、不明機について「乗員の何らかの行動が同機の消息不明の原因になったと信じる理由は何もない」と発言。

<3月13日>

*中国民用航空局(CAAC)の李家祥局長、同国の衛星画像に捉えられた南シナ海上に浮かぶ物体について、不明機のものだとの証拠は見つかっていないと発言。

*中国の李克強首相、全国人民代表大会(全人代)閉幕の記者会見で、関係各国は協力体制を強化し早期発見に努めるべきとし、わずかでも希望がある限り捜索は継続する方針を表明。

*ベトナム軍、不明機の一部の可能性がある浮遊物を中国の衛星画像が捉えた海域で確認できず。

*米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が事情に詳しい関係筋の話として、米当局は不明機について最後に確認された場所から約4時間飛行を継続していたと推測していると報道。これについて後にマレーシア当局は報道内容は正確ではないとコメント。

*内容を追加して再送します。

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