March 10, 2014 / 1:32 PM / 5 years ago

不明のマレーシア機を10カ国が捜索、手掛かりなく「前代未聞の謎」

[クアラルンプール/フーコック島(ベトナム) 10日 ロイター] -マレーシアの首都クアラルンプールから中国・北京に向かう途中に消息を絶ったマレーシア航空MASM.KL370便をめぐる機体と乗員・乗客の捜索は3日目に入ったが、依然何の手掛かりもつかめていない。捜索に当たっているマレーシア当局者は10日、航空史上「前代未聞の謎」だとしている。

3月10日、マレーシア航空370便をめぐる機体と乗員乗客の捜査は3日目に入ったが、依然何の手掛かりもつかめていない。写真はヘリコプターで捜索活動中のベトナム軍兵士ら。同日撮影(2014年 ロイター/Athit Perawongmetha)

10カ国が派遣した捜索船や飛行機がマレーシアとベトナム南部の海域周辺で捜索活動を続ける一方で、セキュリティーチェック上のミスがあった可能性が浮上しており、爆弾やハイジャックの可能性も疑われている。

国際刑事警察機構(ICPO)は9日、少なくとも2人の乗客が不正な旅券を使用したことを確認、虚偽の本人確認書類を使った乗客がほかにもいた可能性について調査していると発表した。

マレーシア民用航空局のアズハルディン・アブドル・ラーマン局長は、ハイジャックの可能性は排除できないと発言。会見で「機体は発見できていない。機体の一部とみられる物体の発見もまだだ」と述べた。

11日からは捜索範囲を拡大するという。

マレーシアの当局筋は、同機が飛行中に空中分解した可能性があることを明らかにした。 「これまで残骸が見つかっていないという事実から、飛行機が高度3万5000フィート付近で空中分解した可能性がある」と述べた。

爆弾などによる爆発の可能性については証拠はまだないとし、技術的な原因で空中分解した可能性も考えられるとした。

ただ、米政府筋によると、米情報当局が衛星画像を慎重に見直したところ、空中爆発の形跡は確認できなかった。

米欧の関係筋によると、マレーシア当局は航空機が攻撃を受けたことを示す確実な証拠はなく、むしろ機体もしくは操縦に問題があった可能性があるとみている。

ベトナム当局は、海上で発見された「黄色い物体」について確認するため救助ヘリコプターを派遣したことを明らかにし、捜査の進展に一時期待が高まったが、航空当局はその後、消息を絶ったマレーシア機の救命ボートではなかったことが判明したと発表した。

370便は8日未明に、離陸の約1時間後に管制記録から消えた。同機は高度3万5000フィート(1万060メートル)まで上昇しており、遭難信号は出していなかった。マレーシア当局者によると、レーダーの航跡では同機が消息を絶つ前に引き返そうとした可能性が示された。

同機はボーイング777─200型機で、乗客227人、乗員12人の計239人が搭乗していた。そのうち3分の2程度が中国人。このほか、マレーシア人38人、インドネシア人7人、オーストラリア人6人、インド人5人、フランス人4人、米国人3人が含まれる。

*情報を追加しました。

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