[パリ 13日 ロイター] -経済協力開発機構(OECD)は13日、ロシアの加盟に向けた手続きを全て停止したと発表した。OECD加盟34カ国からの要請を受けた措置。
ウクライナ南部クリミア半島で実効支配を強めるロシアに対し、圧力をかけた格好となった。
OECDは詳細を明らかにしていないが、ウェブサイトによると、ロシアの加盟交渉は2007年に開始した。
加盟を果たすには、税制、環境、経済統計を含む幅広い分野の政策でOECDの基準を満たす必要がある。
OECDへの加盟は、経済発展が重要な段階に達した証しだと考えられている。
OECDはまた、加盟国がウクライナとの協力を強化し、同国が直面する政策課題への対応を支援することで合意したと明らかにした。
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