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米株急落、ウクライナ問題・中国景気減速懸念が重し
2014年3月14日 / 02:32 / 4年前

米株急落、ウクライナ問題・中国景気減速懸念が重し

[ニューヨーク 13日 ロイター] -13日の米国株式市場は急落して引けた。ウクライナ情勢をめぐる緊張の高まりに加え、中国の景気減速に対する懸念が重しとなった。

3月13日、米国株式市場は急落して終了した。ウクライナ情勢をめぐる緊張の高まりに加え、中国の景気減速に対する懸念が重しとなった。ニューヨーク証券取引所で撮影(2014年 ロイター/Lucas Jackson)

ロシアがウクライナ国境付近で軍事演習を開始したことを受けて売りが加速した。欧州連合(EU)や米国はロシアに対し予想以上に厳しい経済制裁を発動する構えだが、ロシアがクリミアを編入する方針を撤回する兆候は見られない。

ドイツのメルケル首相は議会で演説し、ロシアの行動が「大惨事」をもたらすと述べ、強い口調でプーチン大統領に警告した。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX)は16.22と12%以上上昇した。同指数は通常、S&P500種と逆行することが多い。   ウィンダム・フィナンシャル・サービシスの(シャーロット)の首席投資ストラテジスト、ポール・メンデルソン氏は「(ウクライナのニュースは)確かに材料になるが、水面下にはそれ以上のことがある。今回、軍事的解決はない。すべてはポジション調整だ。現実に立ち戻ろう。中国の経済指標は良くなかった」と話した。

中国国家統計局が発表した1─2月の主要経済統計は、固定資産投資、鉱工業生産、小売売上高の伸び率が軒並み予想を下回り、数年ぶりの低水準となった。中国経済が1月から2月にかけて著しく減速したことが鮮明になった。

S&P500種は短期的な下値支持線となっていた10日移動平均線と14日移動平均線を下回り、1850の水準も割り込んだ。

ダウ工業株30種.DJIは231.19ドル(1.41%)安の1万6108.89ドル。

ナスダック総合指数.IXICは62.91ポイント(1.46%)安の4260.42。

S&P総合500種.SPXは21.86ポイント(1.17%)安の1846.34。

この日は工業株.SPLRCIやハイテク株.SPLRCTなど景気動向に敏感な銘柄の下げがきつかった。ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)が1.6%安となったほか、アップルAAPL.は1.1%下げた。

2月の米輸入物価は石油価格の上昇を受けて0.9%上昇し、1年ぶりの高い伸びとなった。ただ、幅広い輸入インフレの兆しはほとんど見られない。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、ニューヨーク証券取引所、ナスダック、NYSE MKTの3市場の出来高は約75億株となり、3月の平均である68億株を上回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル).DJI

終値         16108.89(‐231.19)

前営業日終値    16340.08(‐11.17)

ナスダック総合.IXIC

終値         4260.42(‐62.91)

前営業日終値    4323.33(+16.14)

S&P総合500種.SPX

終値         1846.34(‐21.86)

前営業日終値    1868.20(+0.57)

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