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安倍首相が河野談話見直さないと明言、歴代内閣の立場踏襲
2014年3月14日 / 00:32 / 4年前

安倍首相が河野談話見直さないと明言、歴代内閣の立場踏襲

[東京 14日 ロイター] -安倍晋三首相は14日午前の参議院予算委員会で、従軍慰安婦制度に旧日本軍が関与したことを認めた1993年の河野洋平官房長官の談話について、「見直すことは考えていない」と明言した。

3月14日、安倍首相は、安倍内閣の歴史認識について「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」とし、河野談話について「見直すことは考えていない」と述べた。写真は1月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

日本は韓国との首脳会談の可能性を探っているが、韓国側は条件として、従軍慰安婦など歴史問題への誠意ある対応を求めている。

安倍首相は歴史認識に関する有村治子委員(自民)の質問に対し、「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と答弁。慰安婦問題について「筆舌に尽くしがたい辛い思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」と述べた。その上で、「安倍内閣で(談話を)見直すことは考えていない」と語った。

韓国外交部の報道官はこの日の会見で「日本側が変わったということを示し、建設的な対話が可能な条件を整えるなら、会談を拒否する理由はない」と述べた。

竹島(韓国名:独島)問題などで冷え込んでいた日韓関係は、昨年末の安倍首相による靖国神社参拝で一段と悪化。東アジア情勢の安定を望む米国の働きかけもあり、日本は安倍首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の会談の可能性を探っている。

今月12日には外務省の斎木昭隆事務次官が訪韓し、米国を交えた3カ国首脳会談を打診した。韓国政府関係者は、歴史問題に対して日本側が誠意ある対応をしなければ、会談に向けて進展はないと述べていた。

(久保信博、石田仁志、ジャック・キム 編集:山川薫)

*内容を追加しました。

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