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ドル101円後半、実需や公的機関投資家のドル買い観測で底堅い
2014年3月14日 / 06:43 / 4年後

ドル101円後半、実需や公的機関投資家のドル買い観測で底堅い

[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の101円後半。正午すぎに日経平均先物が下げ基調を強めるとつれ安となった。

3月14日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の101円後半。2011年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

ただ、朝方から実需のドル買いが断続的に流入したほか、公的機関投資家とみられるドル買いも入ったとされ、ドル/円は底堅かった。

前日の海外市場では、米国の2月小売売上高や週間の新規失業保険申請件数が市場予想に比べて良い内容となり、ドル/円は102.80円まで上昇した。しかし、ウクライナ情勢に対する懸念が高まり、ダウ工業株30種.DJIなどが大幅安になると101.54円まで下落した。

東京市場に入ると、ドル/円は101円後半でもみあった。日経平均は大幅安となったが、実需筋は「朝から全部買い」(邦銀)の勢いでドル買いを入れていたという。その勢いは「約定はするが、機械に入力できない状態が続いた」(同)ほどだったとされる。

実需の買いも正午まででほぼ一巡。正午すぎに日経平均先物が下げ基調を強めると、ドル/円は101.60円まで下落した。しかし、日経平均が一時500円を超える下げとなるなかでもドル/円は値を保った。

市場では「年度末需給をにらんで公的機関投資家と思われるドル買い/円売りが入っているようだ」(金融機関)との声が出ていた。

あおぞら銀行・市場商品部の諸我晃為替マーケットメイク課長は、クリミア半島で16日に予定されているロシアへの編入の是非を問う住民投票を控え「その前はドル/円の大きな買い戻しは難しそうだ」と話す。

そのうえで「前日の海外市場ではドル、円がいずれも買われたが、株がかなり下げて米金利も大きく低下したのでドル/円でも円買いが先行した。米経済指標が悪くないとしても、金利や株の環境が変わらないとドル/円の上値は重くなりそうだ」とみている。

米国のケリー国務長官は13日、ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が予定通りに16日に実施されれば、米国と欧州連合(EU)は17日に「一連の重大な措置」を発動させると述べた。

ケリー国務長官は議会公聴会で、14日にロンドンで予定されているロシアのラブロフ外相との会談を通して、制裁も含むこうした措置の発動を回避することを望んでいると発言。ただ、「問題解決に向け進展の余地が見られなければ、用意されている選択肢に従い、欧州、および米国は非常に重大な措置を導入する」と述べた。

(和田崇彦)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 101.66/68  1.3847/51  140.78/82

正午現在   101.74/76  1.3861/65  141.03/07

午前9時現在 101.77/79  1.3863/67  141.09/13

NY午後5時 101.81/84  1.3867/69  141.28/32

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