March 15, 2014 / 11:48 PM / 4 years ago

中国が人民元変動幅を2%に拡大、市場原理の導入進める

[上海 15日 ロイター] -中国人民銀行(中央銀行)は15日、人民元の1日の変動幅を基準値の上下2%に拡大し、17日から実施すると発表した。現在の上下1%から2倍に拡大する。

為替レート決定における市場の役割をさらに拡大させ、市場原理の導入を一段と進めるための措置。

人民銀行はウェブサイトに掲載した声明で「人民銀行は引き続き、人民元為替レートの両方向の弾力性を高めていくとともに、為替レートを妥当で均衡のとれた水準に基本的に安定させる」と表明した。

また、人民銀行報道官は、新たな弾力性向上は効率を高め、市場の役割を強めるもの、としている。

アナリストらは、人民銀行が投機筋封じ込めに成功したと自信を深めていることの表れであると同時に、一段の改革を推進しても経済の安定が維持できるとの確信を示すものだと指摘する。

スタンダード・チャータード(上海)の為替トレーディング責任者のFuQing氏は「市場主導の為替相場メカニズムを構築するための大きな一歩だ。人民銀行は外為市場での介入を徐々に減らしていくだろう。ただ、人民元相場の変動が激しくなれば、中国企業は為替リスク管理など新たな課題に直面するだろう」と述べた。

2月中旬から3月初めにかけての人民元下落を受け、人民元の変動幅拡大は幅広く予想されていた。トレーダーらは人民銀行が国有銀行を通じて人民元を押し下げ、上昇を見込んでいた投機筋にポジションを巻き戻させたとみている。

変動幅拡大によって、市場での売りと買いがより均衡のとれたものとなり、大幅な変動が抑えられるというのが狙いだ。

通貨アナリストらは、投機筋の退出によって、人民銀行は、人民元が直ちに新たなレンジの上限まで上昇するとの懸念を持たずに変動幅拡大に踏み切れたと指摘する。民生証券(北京)のエコノミスト、Li Heng氏は「変動幅拡大の機は熟していた」と述べた。

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