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米マイクロソフト、レノボなど提携企業通じ中国でXPサポート提供へ

4月9日、米マイクロソフトは、中国企業数社と提携して、同国国内のOS「ウィンドウズXP」ユーザー向けにサポートとセキュリティサービスを提供する。シドニーで2001年10月撮影(2014年 ロイター/Will Burgess)

[北京 9日 ロイター] -米マイクロソフトMSFT.Oは、パソコンメーカー、レノボ・グループ(聯想集団)0992.HKやインターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)0700.HKなど中国企業数社と提携して、同国国内の基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」ユーザー向けにサポートとセキュリティサービスを提供する。

マイクロソフトは今週、XPのサポートとセキュリティーアップグレードを打ち切った。

中関村オンラインのまとめでは中国のXPユーザーは2億人で、市場全体の70%を占める、と新華社は報じている。

これらのユーザーへのサポートを継続するためにマイクロソフトはこの2社のほか、中国のインターネット企業、奇虎360科技QIHU.Nなど数社と提携し、情報保護やコンピューターのウイルス感染後の修理、新OS「ウィンドウズ7」「ウィンドウズ8」へのアップグレードなどのサービスを提供する。

テンセントはロイターに宛てた声明で、XP向けサポートを永久に無料で提供し、24時間対応のホットラインを2本設置したとしている。

奇虎はセキュリティサポートを提供するとともに、299元(48.25ドル)の料金でユーザーの新OSへの移行を支援する。

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