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ブルベア指数は悪化、米金利上昇を意識
2013年7月8日 / 00:22 / 4年前

ブルベア指数は悪化、米金利上昇を意識

[東京 8日 ロイター] - ロイターが実施した週次JGB調査(第103回)で、市場の強弱感を示すブルベア指数はマイナス21と、前週のマイナス14から悪化した。

7月8日、ロイターが実施した週次JGB調査で、市場の強弱感を示すブルベア指数はマイナス21と、前週のマイナス14から悪化した。写真は5日、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

米金融政策の「出口」をにらみ、米金利に上昇圧力がかかりやすくなっていることが意識されているようだ。マイナス圏は3週連続。なお、結果には米雇用統計発表前に寄せられたものも含まれている。

調査は5日午後3時から8日午前8時半までに実施。調査対象は89人で24人から回答を得た(有効回答率は27.0%)。このうち、証券を除いた投資家(銀行、信託銀・年金、系統金融機関、生損保、投信・投資顧問、公的機関)は11人だった。

ブルベア指数は今週末の長期金利が「低下する」と予想した割合から「上昇する」と予想した割合を引いた値(DI)。金利低下予想は25.0%(前回19.0%)と微増となったが、金利上昇予想が45.8%(前回33.3%)とそれ以上に増えたことで、ブルベア指数を押し下げた。

横ばい予想は29.2%(前回47.6%)だった。

ただ、長期金利の予測中央値は前週末から0.5ベーシスポイント低い0.850%と、ほぼ横ばいにとどまった。回答者からは「5月に金利上昇してから0.80─0.90%のレンジに入って久しい。抜ける材料がないため抜けない。長い目で見れば、1%までは上がる余地があるものの、強力な日銀による買入圧力で固定されている」(証券)との声が出ていた。

予想する上で重視した要因(複数回答可)は「欧米金利」が62.5%(15人)でトップとなり、以下、「需給」が54.2%(13人)、「金融政策」が33.3%(8人)で続いた。

それぞれの要因は金利低下要因としてみられているのか、上昇要因としてみられているのか。

「欧米金利」の内訳をみると、金利上昇要因は10人、横ばい要因は4人、金利低下要因は1人、「需給」は金利上昇要因4人、横ばい要因4人、金利低下要因5人、「金融政策」は金利上昇要因2人、横ばい要因4人、金利低下要因2人だった。

欧米金利は金利上昇要因として受け止められているが、需給は若干の金利低下方向、金融政策は中立とみられている。

米10年債利回りは5日、6月米雇用統計が予想を上回ったことで上昇圧力がかかり、2.7%台と約1年11カ月ぶりの高水準をつけた。押し目買いや日銀の国債買い入れが相場を支えるものの、米金利上昇に引きずられやすいとみているようだ。

(ロイターニュース 志田義寧)

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