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日経200円安、アジア株安やソフトバンク格下げが重し
2013年7月8日 / 06:28 / 4年後

日経200円安、アジア株安やソフトバンク格下げが重し

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。市場予想を上回る6月米雇用統計を受けた米国株高やドル高/円安を好感し、朝方は買いが先行した。

7月8日、東京株式市場で日経平均は反落。写真は東京証券取引所。5月撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

ただ、全面安となったアジア株が重しとなったうえ、急ピッチな上昇に対する反動などから下げ転換。スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)によるソフトバンク(9984.T)の2段階格下げも指数を押し下げた。

外部環境の好転を背景に序盤は自動車や電機など輸出株を中心に寄り付きは買いが先行。日経平均の上げ幅は一時180円超まで拡大し、節目1万4500円に迫る場面があった。ただ日経平均は前週末までの直近7営業日で値幅1475円96銭、上昇率11.50%と急速な戻りを演じていたため、上値追いに慎重な姿勢の投資家が多く、朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。

前週末発表の米雇用統計を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を縮小するとの見方が強まり、香港や上海、シンガポール、インドネシアなどアジア株が軒並み下落したことで日本株にも売り圧力が強まり、下げに転じた。「米系資金が引き上げるのではという思惑が働いたようだ。日経平均が1万4500円回復を目前に跳ね返されたことも売り要因」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)という。

S&Pは8日、ソフトバンクの長期会社格付けと長期優先債券格付けをBBBからBB+に2段階引き下げ、クレジット・ウォッチを解除したと発表。これを受け、ソフトバンク株価が一時前日比4%超下落したことも指数の下げにつながった。ソフトバンクは1銘柄で日経平均を約23円押し下げた。

個別材料では、トヨタ自動車(7203.T)やソニー(6758.T)など主力輸出株が軟調。野村(8604.T)や三井住友(8316.T)など金融株もさえない。菱地所(8802.T)や三井不(8801.T)まど不動産株の下げも目立った。公募増資を発表した大和ハウス(1925.T)や共立印刷(7838.T)はともに希薄化懸念から大幅安となった。

半面、東京電力(9501.T)やアイフル(8515.T)、ケネディクス(4321.T)などが活況で個人投資家を中心に短期資金を集めた。

東証1部騰落数は、値上がり325銘柄に対し、値下がりが1285銘柄、変わらずが100銘柄だった。

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