July 19, 2013 / 4:28 AM / 6 years ago

ドル売り加速、日経平均急落で短期筋が投げ

7月19日、正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の100円前半。写真は1月、ソウルで撮影(2013年 ロイター/Lee Jae-Won)

[東京 19日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の100円前半。仲値公示付近までは堅調に推移していたが、日経平均株価.N225が急落すると、短期筋の投げが出た。正午過ぎに100円を割り込んだ。

<予想外の株安が投げ誘発>

正午までのドル/円は100.00─100.87円のレンジで取引された。前日のニューヨーク市場の高値100.66円を上抜けたことで買いに弾みがつき、仲値公示付近に一時100.87円まで上昇したが、日経平均株価が急落すると状況が一変。下げ幅が一時400円に迫ったことで、円を買い戻す動きが強まり、100.20円まで下落した。「予想外の株の急落で、短期筋の投げが出た」(大手邦銀)という。

その後、日経平均株価の下げ幅縮小とともに落ち着きを取り戻したが、前引け後に再び売り圧力が強まり、正午過ぎに100円を割り込んだ。主要通貨に対するドル売りが相場を圧迫した。

リスクイベントとして受け止められていたバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を無事通過したことで、市場では買い安心感が広がっていたが、日経平均株価の急落に水を差された格好となった。もっとも、大手邦銀関係者によると、参院選を前にロングにしておきたい投資家も多く、下値では相応の買いがみられるという。

<外債取得は過去最大>

財務省が発表した7月7日―7月13日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、国内勢の外債(中長期債)投資は1兆1057億円の買い越しとなった。買い越しは2週連続。取得額は5兆6228億円にのぼり、2005年1月に現行の形式で統計を取り始めて以来、過去最大となった。買い越し額は2012年9月23日─29日の週(1兆5424億円の買い越し)以来約10カ月ぶりの大きさとなる。

市場筋によると、米金利が押し目買いを入れやすい水準まで上昇していたことから、主に銀行が買いを入れたもようだ。一部資金は欧州債にも向かったという。

参加者からは「4─6月期に相当ポジションが落ちていたので、それを復元する動きだろう」(国内証券)との声が聞かれた。

志田義寧

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