July 23, 2013 / 11:00 AM / 7 years ago

原子力規制委が泊1・2号の審査保留、「準備不足」と批判

[東京 23日 ロイター] - 原子力規制委員会は23日、原発再稼働に向けた安全審査の2回目の評価会合を開き、北海道電力(9509.T)泊原発1、2号機について重大事故対策の不備などを理由に審査を保留する方針を示した。規制委の更田豊志委員は「泊1、2号機は明確に準備不足で審査に入れる状況にない」と、北電の対応を批判した。

泊原発が採用する加圧型軽水炉は、高温の水に高圧をかけて炉内を循環させて熱を取り出す「1次冷却系」と、その熱を利用して蒸気を発生させタービンを回す「2次冷却系」が分離している。泊1、2号機(各57.9万キロワット)は、1次冷却水の回路が2系統あるのに対し、出力の大きい3号機(91.2万キロワット)は3系統ある。

新規制基準への適合審査では、重大事故が発生した際にプラントがどのような挙動をするかの解析を求めているが、規制委は泊1、2号の解析について「3ループ(系統)プラントの解析を流用して申請している」(評価会合資料)と問題視。規制委の指摘を受けて北電の出席者は、申請内容を補正する意向を示した。

このほか評価会合では、関西電力(9503.T)大飯原発3、4号機について規制委による敷地内破砕帯評価が続いており、見解がまとまった段階で審査に進むとした。

関電高浜3、4号の審査セッションでは、原子力規制庁の小林勝・安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)が、「他の原発では過去の相当な年数、地震観測をしている。高浜、大飯では地震観測がされていないことが最大の欠点だ」と、関電の対応を批判。「(地下構造を)三次元的に把握するため、早急に計画を立てて実施してほしい」と注文を付けた。

次回会合は25日。九州電力(9508.T)川内3、4号機、北電泊3号機、四国電力(9507.T)伊方3号機に関する重大事故対策の有効性評価について審議を進める。

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