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安倍首相、終戦記念日の靖国神社参拝は見送りか
2013年8月5日 / 00:03 / 4年後

安倍首相、終戦記念日の靖国神社参拝は見送りか

[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相は、8月15日の終戦記念日の靖国神社参拝を見送る公算が大きい。中国に首脳会談の開催を呼びかける中、日中関係改善に配慮するとみられている。

8月2日、安倍晋三首相は、終戦記念日の靖国神社参拝を見送る公算が大きい。写真は7月、シンガポールで撮影(2013年 ロイター/Timothy Sim)

習近平国家主席が首脳会談の開催に応じるかどうかは、今のところまだ不透明。ただ日本サイドには、安倍首相が参拝を見送れば中国政府内で一定の評価が得られるとの思惑がある。

安倍首相は2006─07年の第1次政権時、小泉政権下で悪化した日中関係の改善で成果を上げた。外交の専門家は、首相が過去の実績の再現を目指しているとみている。

当時首相は靖国神社への参拝を見送り、これが日中関係改善に寄与した。ただ昨年9月に自民党総裁に就任した後は、過去の決断を悔やんでいると明言し参拝を行っている。

首相が8月の参拝を見送っても、保守派からは10月の秋季例大祭での参拝を求める声があがる可能性がある。

両国間では水面下で関係改善を模索する動きもみられるが、中国国営メディアは過去数週間、安倍首相に対する批判を繰り返している。中国外務省は、日本側の首脳会談開催の呼びかけについて、「中身のないスローガンを振りかざしているだけ」と一蹴した。

中国政府は、首脳会談開催に向けた協議を公式に否定、開催を望む兆候もみせていない。首脳会談を開催した場合、安倍首相が靖国神社を参拝しない確約を求める可能性がある。

米国を拠点とする外交問題評議会(CFR)のシニアフェロー、シーラ・スミス氏は「時期の問題が非常に重要だ。9月に首脳会談が開かれたとして、安倍首相が10月に靖国神社を参拝すれば、習近平国家主席にとって破滅的だ」と指摘した。

首脳会談は9月が開催の一つの可能性としてささやかれている。ただ習近平国家主席は景気減速、経済改革、反腐敗への取り組み、9月か10月に開催予定の党中央委員会全体会議などで手一杯なことから懐疑的な見方もある。

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