Reuters logo
短期的経済成長予想を引き下げ=豪中銀金融政策報告
2013年8月9日 / 03:28 / 4年後

短期的経済成長予想を引き下げ=豪中銀金融政策報告

[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は9日発表した金融政策報告の中で、短期の経済成長率見通しを引き下げた。インフレ見通しにはおおむね変化はない。

8月9日、豪中銀は金融政策報告の中で、短期の経済成長率見通しを引き下げた。写真はシドニー市内の豪中銀のビル(2013年 ロイター/Tim Wimborne)

鉱業投資ブームが当初の想定よりも速いペースで後退するなか、来年半ばまで経済成長率がトレンドを下回ると予想。インフレ見通しは引き続き抑制されているとし、必要ならば追加利下げの余地が依然としてある可能性を示唆した。

豪中銀は6日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の2.50%としたが、市場はクリスマスまでに金利がさらに2.25%まで引き下げられる可能性をすでに織り込みつつある。

豪中銀は、追加利下げに関するフォワードガイダンスは示さず、最近のインフレ・賃金データは、8月利下げの余地縮小にはつながらなかったと指摘するにとどめた。

2013年末時点の国内総生産(GDP)伸び率見通しは従来予想から0.25%ポイント引き下げ、2.25%とした。その後2014年半ばまでは2.5%への緩やかな加速にとどまると予想した。

2015年に関してはより楽観的な見方を示し、「GDP伸び率は来年半ばごろまでトレンドを下回る見込みだが、2015年にはトレンドを上回る水準に加速する」とした。

また、豪ドルの一段の下落は、経済が鉱業投資からのシフトでバランスを再調整することを支援し、経済成長とインフレへの注目度を高める可能性があると指摘した。

中銀は、これまでの豪ドルの下落によるインフレへの影響は、景気減速と労働コストの低下によって相殺されると判断した。一部のアナリストは、中銀が豪ドルの下落を反映してインフレ見通しをやや引き上げると予想していた。

しかし、中銀のインフレ見通しにはおおむね変化はなく、基調インフレ率は来年半ばまで2.25%、2015年末までは2─3%と長期目標のレンジ内にとどまると予想した。

鉱業投資については、データで今後数四半期に著しく減少する可能性が示されており、見通しはかなり不透明だとあらためて指摘した。

失業率は景気減速に伴い、来年ごろにかけて徐々に上昇する見込みとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below