[モスクワ 10日 ロイター] - 陸上の世界選手権は10日、モスクワで開幕。男子100メートル予選では17歳の桐生祥秀と、山県亮太が敗退した。
桐生は10秒31のタイムで2組4着。山県は10秒21で7組4着に終わった。
山県と同じ7組で走った世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)は10秒07で同組1位となり、11日の準決勝に進出。「自分の走りに満足している。予選だったので力を抜いて走った」と述べた。
ボルトは韓国の大邱で行われた2011年大会の100メートル決勝ではフライングで失格に。この日は隣の選手がフライングで失格となったが、「その影響はなかった。今は集中できている」とコメント。
「世界選手権の開幕に興奮している。この瞬間が来るのを楽しみにしていた」と、王座奪還に意欲を示した。