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「グーグルは邪悪」、オラクルCEOが特許訴訟めぐり非難

8月13日、米オラクルのラリー・エリソンCEOがテレビ番組で、同社の特許をめぐり裁判で争う米グーグル側の対応について「絶対的に邪悪だ」と厳しく批判した。写真は3月撮影(2013年 ロイター/Stephen Lam)

[13日 ロイター] - 米オラクルORCL.Nのラリー・エリソン最高経営責任者(CEO)が13日放映されたテレビ番組で、同社の特許をめぐり裁判で争う米グーグルGOOG.O側の対応について「絶対的に邪悪だ」と厳しく批判した。

グーグルは「Don’t Be Evil(邪悪にならない)」をモットーの1つとしているが、エリソンCEOの発言はこれを皮肉ったもの。同CEOは、ライバル企業の幹部に対する辛辣な発言で知られている。

オラクルは2010年8月、グーグルのモバイル端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」が、自社の持つJavaの7つの特許と著作権を侵害しているとして提訴。一審ではグーグルが勝訴し、オラクルが控訴している。

エリソンCEOは米CBSとのインタビューで、グーグルがオラクルの特許を侵害していると改めて強調。同社のラリー・ペイジCEOが邪悪だと思うかとの質問に、「彼らの行いは絶対的に邪悪だと考えている」と述べた。

また、米当局による情報収集活動については、テロ対策に「絶対的に不可欠」だとし、収集されたデータが政治的に利用される場合のみ問題になると擁護した。米政府はオラクルにとって最大の顧客の1つ。

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