売春斡旋の「ハリウッドマダム」、自宅で大麻400鉢栽培

［１３日　ロイター］ - １９９０年代に高級コールガールを著名人に斡旋し「ハリウッドマダム」と呼ばれたハイディ・フライス（４７）の米ネバダ州にある自宅で、約４００鉢のマリフアナが見つかった。同州ナイ郡の保安官事務所が１３日明らかにした。

発表によると、先週に指名手配された女の捜索で同州パランプのフライスの自宅を訪れたところ、マリフアナ３９２鉢が発見された。フライスはマリフアナを販売目的で栽培していることを認めたが、栽培に必要なライセンスを所持していなかった。

フライスは捜査に協力的であることからまだ逮捕されていないが、マリフアナ所持の容疑で送検された。ナイ郡検察当局の報道官によると、１３日午後時点でフライスはまだ訴追されていない。

フライスは売春ビジネスをしていたとして１９９３年にロサンゼルスで逮捕され、脱税の罪で実刑判決を受けた。顧客がハリウッドの有名人などだったことから、世界中で大きく報道された。

フライスは顧客の名前は明かさなかったが、米俳優チャーリー・シーンは裁判のビデオ証言の中で、フライスが提供するサービスに数千ドルを支払ったと認めた。