August 19, 2013 / 6:33 AM / 5 years ago

日経平均反発で終値108円高、売買代金は今年最低に

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。今年最低の商いとなるなか、引けにかけて小口の先物買いが入り、指数を押し上げた。お盆休暇明けで売買の回復が期待されたが、米量的緩和(QE3)の早期縮小や消費増税をめぐる不透明感は払しょくされておらず、様子見ムードから現物筋の動きは鈍い。当面は方向感に乏しい展開が続くとみられている。

8月19日、東京株式市場で日経平均は反発。今年最低の商いとなるなか、引けにかけて小口の先物買いが入り、指数を押し上げた。写真は都内の株価ボード。16日撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

前週末の米国株は小幅続落となったが、米長期金利の上昇を背景に為替がやや円安方向に振れたことで朝方は輸出株の一部に買いが先行。建設や銀行など内需系の一角もしっかりとなり、指数を支えたが、現物株の上値を買う動きは限定された。

東証1部の売買代金が1兆2566億円、出来高は14億4356万株にとどまり、ともに今年最低だった8月12日を下回った。「現物株の売買高が膨らまず、エネルギー不足」(準大手証券)といい、先物市場での小口売買に振らされる地合いが続いた。指数寄与度の大きいソフトバンク(9984.T)やファーストリテ(9983.T)などがしっかりだった。

かざか証券・市場調査部長の田部井美彦氏は「投資家は各国のファンダメンタルズをもう一度見直したいという姿勢を強めており、政策や経済指標などのイベントが乏しい中で材料待ちの状態」と指摘。目先は日経平均1万3500円─1万3800円のレンジで一進一退が続くとみていた。

財務省が19日寄り前に発表した7月貿易統計速報で、貿易収支(原数値)は1兆0240億円の赤字となった。株式市場で注目されていた輸出は前年比12.2%増と5カ月連続で増加。回復基調が確認されたが、市場予測をやや下回り株価への反応は限定的だった。

個別銘柄では、ドン・キホーテ(7532.T)が3日ぶりに反発。16日、2014年6月期の連結営業利益が前年比3.5%増の335億円になるとの見通しを発表。連結ベースでは18期連続の過去最高益更新を見込み、安定した業績拡大を評価した買いが入った。燃費を3割改善する航空機エンジンを英ロールス・ロイスと開発すると報じられた川崎重工業(7012.T)も反発した。

東証1部騰落数は、値上がり1101銘柄に対し、値下がりが493銘柄、変わらずが156銘柄だった。

日経平均.N225

終値      13758.13 +108.02

寄り付き    13669.74

安値/高値   13589.78─13758.13

東証出来高(万株) 144356

TOPIX.TOPX

終値       1149.13 +6.48

寄り付き     1142.42

安値/高値    1138.09─1149.13

東証売買代金(億円) 12566.79

杉山容俊

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