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ドルが続伸、9月の緩和縮小観測と米国債利回り上昇で=NY市場
2013年8月22日 / 21:51 / 4年後

ドルが続伸、9月の緩和縮小観測と米国債利回り上昇で=NY市場

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日終盤のニューヨーク外為市場では、前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で連邦準備理事会(FRB)が9月に債券買い入れプログラムの縮小に踏み切るとの見方が強まり、ドルが続伸した。その後は朝方発表された米失業保険申請件数を受け、伸び悩む場面もあった。

8月22日、終盤のニューヨーク外為市場では、前日に公表されたFOMC議事録でFRBが9月に債券買い入れプログラムの縮小に踏み切るとの見方が強まり、ドルが続伸した。写真は1月、ソウルで撮影(2013年 ロイター/Lee Jae-Won)

労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は約33万6000件と前週から1万3000件増加し、ロイター調査の事前予測をわずかに上回った。一方、4週間移動平均の数字は2007年11月以来6年ぶりの低水準となり、雇用の改善傾向を示した。

TDセキュリティーズ(トロント)の通貨ストラテジスト、グレッグ・ムーア氏は「FRBの債券買い入れの縮小開始時期が引き続きテーマとなっている。昨日のFOMC議事録で9月に量的緩和プログラムの段階的な縮小が始まるとの見方が強まったが、今日の失業保険申請件数で見方はあまり変わらなかった。件数は増加したが、事前のコンセンサス予測と大きな違いはなかった」と語った。

終盤の主要通貨に対するドル指数.DXYは0.3%高の81.449。目先の抵抗線である200日移動平均線の81.604を一時上回り、1週間ぶりの水準となる81.719をつけた。

ドル/円は1.0%高の98.67円。8月15日につけた直近高値の98.66円を上回り、2週間ぶりの高値となる98.80円まで上昇したが、この水準では上値が重かった。

米10年国債利回りは上昇し2.936%と2年ぶりの高水準を更新し、ドル建て資産の魅力が高まった。

米国10年債と日本の長期国債(JGB)の利回りスプレッドは2011年4月以来の水準で推移しており、ドルが対円で選好された。

終盤のユーロ/ドルは横ばいの1.3351ドル。

ユーロ/円は0.9%高の131.64円をつけた。

ユーロは対ドルで値下がり幅を回復し、他の通貨に対して上昇した。8月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)は総合指数が51.7に上昇して市場予想を上回り、ドイツを中心にユーロ圏諸国の企業活動が回復基調にあることを示した。

ユーロは欧州債務危機の間を通じて敬遠されていたが、ようやく支持を得つつある。ドイツ主導でユーロ圏経済はようやく危機を脱したと一部の投資家は確信を強めている。

チャプデレーン・フォーリン・エクスチェンジ(ニューヨーク)のマネジング・ディレクター、ダグラス・ボースウィック氏は、米国の株式は欧州市場をアウトパフォームしているが、米国と欧州中核国の利回り商品のスプレッドがタイト化し始めていると指摘した上で「投資家は新興国市場からリスクを移動させ始めており、一部を欧州に移しているようだ」と語った。

ユーロは英ポンドに対しても上昇した。ユーロ/ポンドは0.5%高の0.8568ポンドをつけたほか、ユーロ/ノルウェークローネは一時8.1649クローネとほぼ3年ぶりの高値をつけた。終盤は0.3%高の8.1435クローネ。

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