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ドル98円後半、株高やシリア懸念後退で円売り優勢
September 2, 2013 / 6:58 AM / 4 years ago

ドル98円後半、株高やシリア懸念後退で円売り優勢

[東京 2日 ロイター] -  午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の98円後半。日経平均.N225が堅調なことやシリア情勢に対する市場の懸念が若干後退していることなどを受け、円売りの動きが優勢となった。

9月2日、東京市場午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の98円後半。写真は2月撮影/Shohei Miyano)

ドルは早朝一時98.27円まで下落したが、その後は一部の機関投資家による買いも流入し、仲値公示にかけて上値を伸ばした。その後小緩んだが、1日に発表された8月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が51.0と昨年4月以来の高水準となったことや日経平均が一時200円を超える上げ幅となったこと等を受け、底堅い展開となった。

シリア情勢がひとまず小康状態にあることや、財務省が朝方発表した4─6月期法人企業統計が堅調だったことで「国内総生産(GDP)二次速報が上方修正される可能性が高まった」(国内証券)ことも、投資家のリスク選好を支えた。

ただ、この日はニューヨークが休場であることや、週末に8月の米雇用統計を控え、短期筋もポジションを大きく傾けにくいという。

<ユーロ>

ユーロは1.32ドル前半を中心とした小動きで、30日ニューヨーク市場終盤とほぼ変わらず。ユーロ/円は早朝の取引で一時129.80円まで下落したが、その後は淡々と反発し130円前半を中心とする値動きとなった。

今週は5日の欧州中央銀行(ECB)理事会でドラギ総裁がフォワードガイダンスについてどのような言い回しをするかが注目されている。

    欧州経済に回復の兆しが見えているなかで、市場は早期の利上げを織り込み始めているが、ECBは、前向きな景気認識を表明しながらも、景気回復は市場の利上げ期待を正当化するにはまだ腰が弱いとの認識を示す公算が大きい。

    一方、周辺国の国債を大量に保有するユーロ圏主要国の金融セクターに対する市場の懸念はくすぶっている。

    EU銀の5年物CDSインデックスのスプレッドは30日時点で317.02ベーシスポイント(bp)と高止まりしている。8月月初の同スプレッドは303.86bpだった。米銀の5年物CDSは97.88bp。8月月初には94.15bpだった。

    森 佳子

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