[ニューヨーク 11日 ロイター] -米著名投資家のカール・アイカーン氏はアップルAAPL.Oのティム・クック最高経営責任者(CEO)に対し、自社株買いを行うようあらためて提言した。CNBCが11日、報じた。
アイカーン氏は8月以来、クックCEOに対し株式公開買い付け(TOB)を通じて1500億ドル規模の自社株買いを行うよう提言を重ねている。CNBCによると、同氏はクックCEOと充実した会話ができたと述べた。
この件に関して、アイカーン氏側からもアップル側からもコメントは得られていない。
アイカーン氏はアップル株約470万株を保有。アップルが大規模な自社株買いを実施すれば株価は700ドルに上昇するとの見方を示している。
11日午後序盤の取引でアップルは前営業日終値比約0.5%安の518ドル近辺で推移している。
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