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日経平均続落、円安一服で主力株に利益確定売り
2013年11月19日 / 06:37 / 4年後

日経平均続落、円安一服で主力株に利益確定売り

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株はまちまちだったが、為替市場での円安一服を受け利益確定売りが先行。その後、1ドル99円半ばまで円相場が強含むと先物主導で下げ幅を広げる場面があった。日経平均が前週に1000円を超す上昇を記録し、短期的な過熱感が強いことも手控え要因。

11月19日、東京株式市場で日経平均は続落した。写真は14日、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

一方、押し目を拾う動きも見られ、下値は限られた。東証1部の売買代金は6営業日ぶりに2兆円を下回った。

日経平均は前週に節目の1万5000円を突破し、5月高値以降続いた三角もち合いから上放れの様相を強めたが、早くも一服感が出始めている。イエレン次期連邦準備理事会(FRB)議長の緩和継続発言が株高のきっかけとなったものの、外為市場ではリスクオンのドル買い/円売りが一服し、再び1ドル100円を下回っている。「ドル買い・円売りポジションの解消が進む為替市場の動向が警戒されている」(ネット系証券)という。

日経平均は一時143円安となったが、株先高観などを背景に押し目買いが入り、下値は限定された。先物市場への小口買いが指数を押し上げ、後場には前日終値近辺まで下げ渋る場面があった。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「証券優遇税制の廃止に伴う個人投資家の売りなどが引き続き警戒されるなか、積極的に上値を買える状況ではないが、下値も限定的。目先は利益確定などの売り物をこなす展開」との見方を示した。

円安一服を受け、トヨタ自動車(7203.T)やホンダ(7267.T)など自動車株が弱含んだ。過剰流動性の長期化観測から直近は堅調な値動きが続いていた銀行株や不動産株にも利益確定売りが優勢。銀行業.IBNKS.Tは東証33業種で値下がり率トップとなった。ドイツ証券が投資判断を「Hold」に引き下げたコマツ(6301.T)など機械株も軟調だった。

個別銘柄では、ジャパンベストレスキューシステム(2453.T)が3日続落した。18日、公募による自己株の処分などで最大43億2900万円を調達すると発表。需給悪化などを懸念する売りが出た。任天堂(7974.T)による株式取得を機に連騰が続いていたドワンゴ3715.Tは6日ぶりに反落した。

半面、NKSJホールディングス(8630.T)が一段高となり、年初来高値を更新した。19日、2014年3月期の連結当期利益予想を前年比65%増の720億円に上方修正すると発表し、材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり591銘柄に対し、値下がりが1009銘柄、変わらずが158銘柄だった。

(杉山容俊)

日経平均.N225

終値      15126.56 -37.74

寄り付き    15096.63

安値/高値   15020.33─15163.06

TOPIX.TOPX

終値       1236.86 -4.81

寄り付き     1237.39

安値/高値    1232.65─1240.20

東証出来高(万株) 223720

東証売買代金(億円) 19424.01

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