December 4, 2013 / 3:06 AM / 7 years ago

ブラジルW杯の副作用、深刻化する児童買春に拍車

12月3日、サッカーのW杯ブラジル大会の開幕が約半年後に迫る中、同国では児童買春などの性犯罪がまん延する懸念が広がっている。写真は警察に保護された13歳の少女。フォルタレザで11月撮影(2013年 ロイター/Ricardo Moraes)

[フォルタレザ(ブラジル) 3日 ロイター] -サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕が約半年後に迫る中、同国では児童買春などの性犯罪がまん延する懸念が広がっている。

W杯開幕を控え、ブラジルの売春婦は大都市に移動し、風俗業者も未成年者のあっせんを増やしている。W杯期間中の外国人訪問客数は60万人と試算されており、買春需要の拡大によって性犯罪の増加が危惧されている。

ブラジルでは、政府が10年以上にわたり、児童買春の撲滅を訴え続けているものの、NPO団体の統計では、2012年に約50万人の子どもが売春に従事していた。国連児童基金(UNICEF)の推計によると2001年は10万人で、約10年で5倍に増えた。

W杯会場の1つにもなっているフォルタレザは、児童買春の中心地。同市では貧困や麻薬問題が深刻化しており、その影響もあって性的搾取が後を絶たないという。

同市では性的搾取の被害者となった少女を保護する施設がある。ただ、施設から逃げ出す少女もおり、問題解決には至っていない。スタジアム近くで保護された13歳の少女は、施設から何度も逃げ出し、売春を続けている。

施設の関係者は、「少女たちに普通の生活を送るよう説得するのは非常に難しい。ほとんどの子が、虐待や体を売ることは避けられない現実だと受け止めている」と話した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below