December 4, 2013 / 9:52 AM / 6 years ago

日本企業のCB発行が6000億円突破、06年以来の高水準

[東京 4日 ロイター] -日本企業による転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行が6000億円を突破し、2006年以来の高水準に達した。発行体にとっては、クーポンをゼロに抑えられるうえ、株高を背景に現行の株価より高い水準で資本を調達できる強気な地合いが続いている。

一方、投資家は、過去に発行されたCBの大型償還が重なり、それに代わる日本物のCBへの買い意欲が旺盛で、需給が合致した。年末の発行ピークは今週がヤマとみられ、あと複数件の発行が見込まれている。

トムソン・ロイターによると、2013年1月から12月3日までの日本企業によるCBの発行金額は6195億円になり、リーマン・ショック前の2006年以来の高水準になった。前年同期比で年初来の発行金額は2.1倍、件数は32件と同1.6倍の規模となった。

直近では、凸版印刷(7911.T)のように調達資金を有利子負債の返済だけでなく、工場建設や海外生産拠点に振り向ける例がある一方、日本軽金属ホールディングス(5703.T)のように長期借入金の弁済に充てて、金利コスト縮小を狙う企業もある。高島屋(8233.T)は土地取得の資金として充当するなど、使途はさまざまだ。

今年はシャープ(6753.T)などを含む、1兆円に迫る日本企業のCBの償還があったため、CB投資家は満期を迎えるとそれに代わる投資先を求め、新発物のCBを積極的に購入。10月あたりまでは日本の企業がCBを発行すると「瞬間蒸発だった」(外資系投資銀行)という。

秋口にかけて、海外でヤフーYHOO.Oなど大型のCB発行が増え、投資家の関心が日本から海外銘柄に分散すると、「(日本物への)過熱感が収まりつつある」(大和証券のエクイティ・キャピタルマーケット部、北原昌氏)との指摘もあった。

Reporting By Emi Emoto 江本恵美

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