[アトランタ 25日 ロイター] -米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は25日、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期について、債券買い入れプログラム(QE3)の終了後、少なくとも6カ月はあとになる、との認識を明らかにした。
投資関連の会議で「実際はもっとかかるのではないか」と述べた。
先週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、現在のゼロ金利を維持する期間について、量的緩和終了後「相当の期間」と説明した。イエレンFRB議長は声明発表後の記者会見において、「相当の期間」に関し「おそらく6カ月程度になる」とコメントした。
ロックハート総裁は、自身の個人的な見解だと断った上で、議長のコメントについて「最短であって、最長ではない」との見方を示した。
ロックハート総裁は今年はFOMCの投票権を持たないが討議には参加する。FRB当局者の見解分布の中央付近にいると見られており、総裁の発言は、中核的な政策当局者の考えを反映していることが多い。
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