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K─POPの次は運転免許、中国で新たな韓国ブーム

4月3日、中国では韓国のポップ音楽や化粧品などに対する人気が根強いが、最近は、韓国で運転免許証を取得することが新たなブームとなっている。写真左は韓国の教習所に通う中国人生徒のWang Yingfangさん。3月撮影(2014年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[始興(韓国) 3日 ロイター] -中国では韓国のポップ音楽(K─POP)やテレビドラマ、化粧品やファッショングッズに対する人気が根強いが、最近は、韓国で運転免許証を取得することが新たなブームとなっている。

中国で運転免許証を取得するには最長1年かかり、費用も韓国に比べて2倍かかる。そのため、韓国に出向いて運転免許を取り、帰国後に中国の免許証に切り替えるケースが増えているという。

中国から1カ月に約200人の申し込みがあるというソウル郊外の教習所では、生徒の半分が韓国語で講習を受ける一方、残り半分は中国語で流れる模擬試験のビデオにくぎ付けになっている。

中国人生徒の1人、Wang Yingfangさん(46)は「韓国で運転免許証を取得するのは簡単。緊張はするが、中国の免許に切り替えるのも早くて簡単だ」と話した。

韓国は運転免許の取得要件を緩和し、教習時間は路上6時間を含む計13時間に短縮された。

韓国で交付された免許証は、帰国後に筆記試験を受ければ中国の免許証に切り替えが可能で、過去3年間で韓国で免許を取得した中国人は約7万人に上るという。

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