November 4, 2019 / 10:58 PM / 9 days ago

ラガルドECB総裁、批判派の元独財務相を称賛

[ベルリン 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は4日、就任後初の講演で、ECB批判の急先鋒として知られてきたドイツのショイブレ元財務相を絶賛し、批判派を含むあらゆる立場の人々との協力に前向きな姿勢を示唆した。

1日に就任したラガルド氏は、ショイブレ氏の欧州統合へのコミットメントのほか、ベルリンの壁崩壊以来のドイツの分断解消で同氏が発揮した政治的手腕を称賛。講演では金融政策には言及しなかった。

現在、独下院議長を務めるショイブレ氏は財務相在任中、ECBを繰り返し批判。また、ECB理事会の2人のドイツ出身メンバーは、ドラギ前総裁が推進した緩和的金融政策に何度も反対した。

ドイツは長年、ECBの超低金利政策が、ドイツ国内預金者に打撃を与えていると批判してきた。ラガルド氏はドイツとの意見対立の問題には触れなかったが、就任の数日後にベルリンで講演したことは、関係改善に前向きな姿勢と受けとめられる可能性が高い。

ECBはこれまで、ドイツが財政黒字を恒常的に確保する代わりに、歳出を拡大すれば、経済成長が加速し、早期の金利上昇に道を開くと主張してきた。

ラガルド氏は今年の夏にECB総裁に指名されて以来、金融政策について踏み込んだ発言はしていない。ただ、ECBが政策や目標、政策手段について幅広い見直しができるようになるまでは、大きな変更は行わない意向を示唆している。

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