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自民党、金融庁検査・日銀考査でのデータ共有など提言へ=関係筋

 10月20日、自民党の金融調査会(山本幸三会長)が、金融庁と日銀がそれぞれ行っている金融機関へのヒヤリングなどで重複を減らすよう来週にも提言することが分かった。写真は自民党本部。2019年3月、東京で撮影(2020年 時事通信)

[東京 20日 ロイター] - 自民党の金融調査会(山本幸三会長)が、金融庁と日銀がそれぞれ行っている金融機関へのヒヤリングなどで重複を減らすよう来週にも提言することが分かった。金融庁の検査と日銀の考査の検査データ共有などが提言に盛り込まれる見通しで、菅義偉政権の進める行政改革の一環。2つの監督機関にそれぞれ対応してきた金融機関の負担を軽減するのが狙いだ。複数の自民党関係者が明らかにした。

金融機関の経営状態についてこれまで金融庁は検査、日銀は考査と称してそれぞれ実施してきた。金融機関が抱えるリスクの把握は難しく、バブル期末期には日銀の方がリスクを先に検知していた経緯などがあり、これまで金融庁と日銀の間では、必要に応じて情報交換を行いつつつ実施してきた。しかし金融機関側からは、2つの組織から同じような質問・検査を受けることに対する不満があった。

自民党の提言は、1)2020年度中に金融庁と日銀で連絡会議を設ける、2)金融庁の検査と日銀の考査の時期をずらす、3)検査データを共有する─など。河野太郎行革相と麻生太郎財務相に対し、提出する見通し。

提言は河野行革相が金融調査会に委託した形で検討が開始されたもよう。同調査会で実務を取り仕切る小倉将信議員は日銀出身。

竹本能文

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