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自民新総裁に菅氏、過半数の377票獲得

自民党総裁選は14日、国会議員票と地方票の開票が行われ、菅義偉官房長官が377票で過半数を獲得し総裁に選出された。岸田文雄政調会長は89票、石破茂元幹事長は68票にとどまった。写真は総裁選が行われた東京都内のホテルで2020年9月14日に撮影。(2020年 ロイター/プール撮影)

[東京 14日 ロイター] - 自民党総裁選は14日、国会議員票と地方票の開票が行われ、菅義偉官房長官が377票で過半数を獲得し総裁に選出された。岸田文雄政調会長は89票、石破茂元幹事長は68票にとどまった。

今回の総裁選は、安倍晋三首相の辞任表明に伴い2年ぶりの選挙戦となった。菅氏の総裁選出は初めて。16日に召集される臨時国会での首相指名選挙での指名を経て、首相に就任する見通し。秋田県出身で初の首相となる。

党所属国会議員と47都道府県の代表が14日午後に都内のホテルで投票。国会議員票393票と地方票141票の計534票で争われた。

菅氏は大学卒業後小此木彦三郎氏の下で秘書を10年以上務め、横浜市議会議員を経て1996年衆院選初当選。現竹下派の平成研究会や現岸田派の宏池会を経て2009年以降は無派閥となり、2012年12月に発足した第2次安倍政権で官房長官に起用された。

選挙戦で菅氏は安倍政権の経済政策アベノミクスの継承を掲げ、新型コロナウイルス対策を最優先に、経済対策やデジタル庁創設などを提唱。一方、消費税増税を巡る発言が波紋を広げた。官僚掌握力や与党幹部とのパイプを生かす安定した政権運営が期待され、各種世論調査でも次期首相としての期待が急速に高まっていた。

岸田氏は安倍政権の成果を評価しつつ、アベノミクスの持続性や、地方・低所得者への恩恵が限定的だったなどの課題も指摘。石破氏は森友・加計学園問題などを問題視、アベノミクスも円安誘導で国民の実質所得は増えていないと指摘した。

今回の総裁選は首相辞任という緊急事態のため、全国の党員・党友による投票を除く「簡易型」となったが、議員・党員から反発もあり、大多数の都道府連が予備選挙を実施した。

竹本能文

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