for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米財務長官、G7後の発言要旨「無秩序な為替、バーは高い」

[仙台市 21日 ロイター] - 米国のルー財務長官は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後に記者会見し、為替を「無秩序な状況」とするための「バーは非常に高い」との見方を示した。発言要旨は以下のとおり。

 5月21日、米国のルー財務長官は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後に記者会見し、為替を「無秩序な状況」とするための「バーは非常に高い」との見方を示した。カリフォルニアで3日撮影(2016年 ロイター/Lucy Nicholson)

<日米の為替政策について>

「競争目的の通貨切り下げ回避だけでなく、相互に連絡を取り合うことで合意したのは重要な点だ。お互いに意外感をもつことなく、措置を講じた場合の想定される帰結について明確に理解できるようになる。現在の為替レートの動きについての我々の分析は明らかで、無秩序な状況とするためのバーは非常に高い」

<日銀の金融政策>

「日本の金融政策は、国内での目的のために国内ツールを利用するとの合意に沿っている。今後もこれに沿ったものにすることが非常に重要だ」

<G7合意>

「需要の弱さ、雇用拡大、長期的な問題に対処するため財政政策、金融政策、構造改革という全ての政策ツールをバランスよく行使する必要がある」 

「各国経済に同じ財政・金融・構造政策で対応するとの考え方は、それぞれの経済での必要性を反映したものにはならない」

「財政・金融政策において、それぞれの国は同じ立場ではない。一部の国は他国よりも財政余地がある」

<日本の消費増税>

「もちろん日本自身がいずれ判断することだが、景気を押し下げず、短期的に成長を維持しながら長期的には財政問題に対応する形で措置を講じるよう、考慮することが重要だ」

<その他>

「米経済は引き続き堅調だが、世界経済をみると依然として一様ではない」

「為替へのコミット強化と競争目的の通貨切り下げ回避の重要性をG7で強調」

「G7では米為替報告について、それほど討議しなかった」

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up