[上海 11日 ロイター] - 自動車レースF1、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、開幕2連勝のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)の勢いを止めるには15日に上海で決勝が行われる中国グランプリ(GP)が絶好の機会と考えている。
昨年を含め、ハミルトンは中国GPで最多の5回優勝を誇る。フェテルとの17ポイント差を詰めるためにも、6回目の優勝を是が非でも達成したいところだ。
ハミルトンは「上海はいつも相性がいい」とし、「過去2レースで目標にしていたところに向かって、階段を上っていきたい」とコメントした。
フェテルは開幕戦オーストラリアGPと第2戦バーレーンGPを制し、フェラーリでは2004年のミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)以来となる連勝スタートを果たした。開幕からの2レースに連勝しながら総合優勝を逃したドライバーは、過去に1982年のアラン・プロスト(フランス)しかいない。