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ユナイテッドヘルス、LHCグループを54億ドルで買収へ

米医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループは29日、LHCグループを現金約54億ドルで買収すると発表した。2020年4月撮影(2022年 ロイター/Mike Blake)

[29日 ロイター] - 米医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループは29日、LHCグループを現金約54億ドルで買収すると発表した。在宅医療サービスの強化が狙い。

買収に伴い、主に慢性疾患や傷害を抱える高齢者に在宅医療サービスを提供するLHCグループと、薬剤給付管理と医療データ分析サービスを提供するユナイテッドヘルスのオプタム部門を統合する。

ユナイテッドヘルスはLHCグループを1株あたり170ドルで買い取る。これは株価の直近の終値に8.12%のプレミアムを上積みしている。

LHCの株価は取引開始前に7.5%上昇して168.70ドルとなったが、買収価格には届かなかった。ユナイテッドヘルスの株価はわずかに上昇した。

ユナイテッドヘルスはLHCの買収による業績への影響に関し、2022年の調整後1株当たり利益見通しは変わらず、23年は小幅に上昇すると予想している。LHCグループの共同創業者のキース・マイヤーズ氏とジンジャー・マイヤーズ氏は買収完了後、ユナイテッドヘルスの株式に1000万ドルを投資する。

米国では特に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴い、在宅医療サービスを選好する患者らが増加。診療所でのサービスから在宅医療への需要シフトが起きている。

ユナイテッドヘルスは請求・支払いサービスプロバイダーのチェンジ・ヘルスケアを80億ドルで買収しようとしていた。これに対し、米司法省が約1カ月前にユナイテッドヘルスが競合他社のデータにアクセスが可能になるとし、買収を阻止するために提訴していた。

一方、米医療保険のヒューマナも昨年、患者ケア事業を拡大するため在宅医療プロバイダーのキンドレッド・アット・ホームの未保有分60%の株式を57億ドルで取得していた。

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