July 2, 2019 / 9:48 AM / 15 days ago

円金利指標の検討会、LIBORに代わる5つの金利指標を提示

[東京 2日 ロイター] - 金融機関や機関投資家、事業法人の関係者が参加する「日本円金利指標に関する検討委員会」(事務局:日銀)は2日、ロンドンの銀行間取引金利(LIBOR)の公表が2021年末以降止まる可能性が高まっていることに対応し、これに代わる5つの金利指標を提示した。9月30日まで幅広い市場関係者から意見を募り、19年秋頃をめどに検討とりまとめを公表する。

金利指標として広く利用されているLIBORは、契約金額(5通貨計)が約220兆ドル(2014年)に上る。このうち、円LIBORは30兆ドルで、金利スワップなどのデリバティブや貸出、債券などに利用されており、公表停止に備えた対応が急がれている。

LIBORが公表停止となった際には、1)新規契約商品・取引においてLIBORに代わる金利指標を用いる、2)既存契約は公表停止後に参照する金利を契約当事者間であらかじめ決めておく(フォールバック)の2点の対応が必要となる。

検討委員会では、LIBORに代わる金利指標として、無担保コールオーバーナイト物レートに基づくターム物の金利や東京銀行間取引金利(TIBOR)など5つの選択肢を挙げた。同委員会の議長を務める三菱UFJ銀行経営企画部の松浦太郎部長は会見で「選択肢にはそれぞれ特徴がある。どれを使うかは、契約当事者がそれぞれ決めることになる」と述べ、それぞれの特徴・性質を十分理解することが重要だと指摘した。

清水律子

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