July 18, 2018 / 3:44 AM / 3 months ago

英中銀、LIBOR代替指標の不備に対策案を公表

[ロンドン 17日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は17日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に代わる指標金利と位置付けるポンド翌日物平均金利(SONIA)について、SONIAに不足しているターム物金利の代替策に関する提案を公表した。

 7月17日、イングランド銀行(英中央銀行)は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に代わる指標金利と位置付けるポンド翌日物平均金利(SONIA)について、SONIAに不足しているターム物金利の代替策に関する提案を公表した。写真はロンドンの金融地区で10日撮影(2018年 ロイター/Kevin Coombs)

英当局はLIBOR不正操作問題を受けた指標改革として、デリバティブ(金融派生商品)などの金融取引の基準となっているLIBORを2021年末までにSONIAに移行させることを目指している。

LIBORは翌日物のほかに3カ月や6カ月、1年物のターム物金利があるが、SONIAは翌日物だけで、期間が長い取引の基準にはなりにくい。

英中銀によると、市場参加者で構成される作業部会が、SONIAに関する不足を補い、期間1年までのターム物の基準とするための案を提示。作業部会はSONIAのターム物金利は2019年下期に公表が始まる可能性があると想定しているという。

中銀は、ポンド建てLIBORが使用されているケースの大半では、SONIAのような翌日物金利が利用者の需要を満たすことができると指摘。ただ、融資市場では翌日物金利が使用できないことがあるとした。

当面は、ターム物金利の不足を埋め合わせるために、SONIAを参照金利とするスワップ取引での期間1年までの「確定気配値」が最も有効で信頼できるデータ源になると説明した。ただ、気配値は実取引に基づき、透明性があって検証可能な形で提示されていることを確実にする必要があるとした。

その上で、SONIAを参照金利とするスワップを現行の電話を使った取引から電子プラットフォームに移行する必要があり、そうすることで気配値や取引内容を追跡することが可能になるとした。

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